東方神起の元メンバーで、歌手兼俳優パク・ユチョンさん（３７）が数億ウォンの税金を支払わないでいることが明らかになった。ドラマ『野人時代』で「サンカル」役を演じた俳優パク・ジュンギュさん（５９）も高額滞納者に入った。

韓国国税庁は１４日、パク・ユチョンさんやパク・ジュンギュさんら２億ウォン（約２１８０万円）以上の国税を１年以上滞納した高額・常習滞納者７９６６人の名簿を公開した。国税庁公式サイト等を通して高額滞納者の名前・年齢・住所などを確認することができる。このうちパク・ユチョンさんは２０１６年譲渡所得税など合計４億９００万ウォンの税金を支払っていないことが分かった。パク・ジュンギュさんは総合所得税など３億３４００万ウォンの税金を長期滞納中だ。

今年新たに名簿が公開された滞納者のうち個人は４９３９人、法人は３０２７社だ。総滞納全体額は５兆１３１３億ウォンに達する。昨年と比べて公開人員が１０２６人増え、滞納額は７１１７億ウォン増加した。新規公開対象者のうち個人滞納額が最も多いのは不法賭博業を運営したイ・ハクギュンさん（４３）で総合所得税など３０２９億ウォンを払っていないことが分かった。法人ではイム・ドクヒさんが経営する「株式会社ローテーション」の滞納額が３７５億ウォンで最も多かった。


昨年脱税罪で有罪判決が確定した人のうち、脱税額の基準金額が２億ウォン以上である３１人の名簿もこの日公開された。このなかにはドラマ『オールイン 運命の愛』『オクニョ 運命の女』などを執筆した作家のチェ・ワンギュさん（５９）も含まれた。チェさんは支払ったことのないアシスタント人件費を費用として申告する方式の脱税で昨年懲役１年２月が確定した。

国税庁は架空の寄付金領収書を発行したり、１０００万ウォン以上の税金を追徴されたりした団体など計４１カ所の不誠実寄付金受領団体の名簿も公開した。寺院・教会など宗教団体が２９カ所で最も多い比重を占めた。