米国のアミ・ベラ下院議員が先月29日(現地時間)、中央日報など韓国や日本の共同記者団からのインタビューに答えている。チョン・スジン記者
次は一問一答の要旨。
--キャンプデービッド3国首脳合意文に対する評価は。
「5~6年前は想像することさえ難しかったことをバイデン大統領と岸田文雄首相、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領がやり遂げた。特に日韓両国首脳が国内政治状況にもかかわらず、戦略的に正しい決断を下した点に注目したい。長年、北東アジア地域を訪問してきて、関心を傾けてきた私としては、史上最上ともいえる今の3国協力を今後外交だけでなく経済など幅広い機会に拡張することが最高の関心事の一つだ」
--3国はともに国内政治状況が順調ではないが。
「挑戦事項は山積している。だが、私は3国協力の未来を楽観している。率直に話してみよう。今、われわれ3国が共通で直面している最大の課題は何か。中国だ。韓国も経済的圧迫などさまざまな強制的措置を中国から受けており、日本も同じだ。われわれ3国が手を取り合って一丸となって対応しなければならない」
--トランプ氏が次期大統領になったとしたら。
「そうならないように、私ができる限りのことをしたいと思う(笑)。重要なのは21世紀の米国外交において、核心地域がインド太平洋、すなわちアジアであるという点だ。これは誰がホワイトハウスに入っても変わらない。外交と国内政治は異なる。5年ごとに大統領が変わるからといって、外交戦略まで5年ごとに変えてはいけない。議会もやるべきことが多い」
--韓国もまもなく選挙シーズンだ。
「尹大統領の任期が終わっても今の外交基調が続くよう希望する。今回のキャンプデービッド合意文で特に印象的だったのは韓国が韓半島(朝鮮半島)以外の地域で国際社会の一員としてさらに大きな役割を自認したということだ。このような基調が根本的なパラダイムとして定着してほしい。さらに強い(muscular)韓国、国際社会でさらなる役割を果たす韓国は、米国だけでなくあらゆる国々の利益に符合する」
--韓日の歴史葛藤治癒に対する助言は。
「歴史葛藤の敏感さについてはよく知っている。両国が賢く解決していってほしい。過去を重視するものの、未来に向かった歩みも止まらないことを願う。2023年の今時点は同盟のパラダイムが切り替わる時期だ。自由と民主主義、市場経済など我々が共有して共同で守っていかなくてはならない価値がある。議会の間でも3国協力を強化していけるように方案を講じたい」
--議会次元でもやるべきことが多いと思うが。
「その通りだ。(米国)議会は比較的、どの党が執権するかにかかわらず、外交戦略においてはかなり一貫性があるほうだと考える。トランプ前大統領の時も在韓米軍縮小を難しくする国防授権法(NDA)を両党が一緒に通過させた事例もある。負担を分け合って進んでいくことが重要だ。少なくとも外交においては持続可能性が核心だ。ウクライナ戦争は一種の“モーニングコール”だった。ロシアのような国家がウクライナを実際に侵略するのを見て、ロシアや中国のような国家に対して、以前はやや和らいでいた警戒心が蘇ったためだ。今は米日韓3国が手を携えてキャンプデービッド体制を強く固めていく時期だ」
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