金起炫国民の力代表の辞任は、親尹派の核心である張済元(チャン・ジェウォン)議員が12日に出馬を辞退しながら時間の問題と考えられてきた。
金代表は12、13日の2日間、公式日程をすべて取り消して去就を熟考した。金代表が13日、党関係者との電話で代表辞任を示唆すると、指導部は辞任の立場表明と尹在玉院内代表代行体制を準備したという。金代表の辞任で国民の力は李俊錫(イ・ジュンソク)前代表に続いて2人連続で代表が任期を満たさないうちに退くことになった。
金代表の辞任を受け、党指導体制も急変する見込みだ。国民の力の党憲によると、代表の残余任期が6カ月以上である場合、60日以内に臨時全党大会を開いて新しい代表の選出または非常対策委員会の構成ができる。総選挙が迫っているため全党大会を開くのは難しく、非常対策委への転換が有力視される。尹院内代表をはじめとする現指導部の大半はひとまず「原則通り非常対策委に進むべき」という立場を明らかにしている。尹院内代表は「14日に3選以上の重鎮会議および最高位会議を開いて意見をまとめる計画」と述べた。ただ、総選挙前まで尹在玉院内代表代行体制で進む可能性もあるという意見も出ている。
国民の力の内外では党が非常対策委体制に転換する場合、韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官や元喜龍(ウォン・ヒリョン)国土交通部長官が非常対策委員長を引き受けるという見方が出ている。党の核心関係者は「最も重要なのは4カ月も残っていない総選挙」とし「落ちつかない党の状況を整理するため、韓長官と元長官のように党に活力を吹き込むことができる人物が早期に投入されなければいけない」と話した。キム・ハンギル国民統合委員長、安大熙(アン・デヒ)元最高裁判事も非常対策委員長候補だ。場合によってはこのうち1人が公認管理委員長を務める可能性もある。
党代表の辞任ほど政界に波紋を起こしたのは、金代表がこの日午前に1時間ほど李俊錫前代表と会ったという事実だ。2人の会談は党内の重鎮議員が斡旋したという。この日の会談で金代表は自身が去就をめぐる圧力を受けることになった過程に不快感を吐露したというのが、李前代表の主張だ。李前代表は会談を公開したことについて「2人の共通した意思」と語った。
金代表に近い人物は「与党の危機を招いたソウル江西(カンソ)区庁長補欠選挙の候補を金起炫代表が出したというのか」とし「異例にも記者会見でなくフェイスブックで辞意を伝達した点は、与党の危機を自身に負わせる勢力に対する金代表の一種の抗議の表示とみられる」と話した。
ただ、金代表はフェイスブックに追加で「私は李俊錫の新党結成を引き止めた」とし「党が分裂してはならず、新党に参加する考えも全くない」とコメントした。李前代表も「金代表と政治的な歩みを共にしようとするのか」という質問に「全くそのようなことはない」と一線を画した。金代表は李前代表との会談後、共に民主党を離党した李祥敏(イ・サンミン)議員に会い、国民の力入党も提案したという。
親尹派の関係者は「金代表が李前代表と辞任直前に会ったのは度が過ぎる行動」とし「信じられない」と述べた。党内の親尹派は金代表が辞意表明しながら出馬するかどうか言及しなかったことに対し「蔚山(ウルサン)の残りの選挙区を守ろうと代表職を退いた」と話した。
兪義東(ユ・ウィドン)国民の力政策委議長ら任命職の党役員はこの日午後、党に辞意を表したが、尹院内代表が返戻した。
韓国与党代表が辞任…李洛淵元野党代表が新党宣言(1)
金代表は12、13日の2日間、公式日程をすべて取り消して去就を熟考した。金代表が13日、党関係者との電話で代表辞任を示唆すると、指導部は辞任の立場表明と尹在玉院内代表代行体制を準備したという。金代表の辞任で国民の力は李俊錫(イ・ジュンソク)前代表に続いて2人連続で代表が任期を満たさないうちに退くことになった。
金代表の辞任を受け、党指導体制も急変する見込みだ。国民の力の党憲によると、代表の残余任期が6カ月以上である場合、60日以内に臨時全党大会を開いて新しい代表の選出または非常対策委員会の構成ができる。総選挙が迫っているため全党大会を開くのは難しく、非常対策委への転換が有力視される。尹院内代表をはじめとする現指導部の大半はひとまず「原則通り非常対策委に進むべき」という立場を明らかにしている。尹院内代表は「14日に3選以上の重鎮会議および最高位会議を開いて意見をまとめる計画」と述べた。ただ、総選挙前まで尹在玉院内代表代行体制で進む可能性もあるという意見も出ている。
国民の力の内外では党が非常対策委体制に転換する場合、韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官や元喜龍(ウォン・ヒリョン)国土交通部長官が非常対策委員長を引き受けるという見方が出ている。党の核心関係者は「最も重要なのは4カ月も残っていない総選挙」とし「落ちつかない党の状況を整理するため、韓長官と元長官のように党に活力を吹き込むことができる人物が早期に投入されなければいけない」と話した。キム・ハンギル国民統合委員長、安大熙(アン・デヒ)元最高裁判事も非常対策委員長候補だ。場合によってはこのうち1人が公認管理委員長を務める可能性もある。
党代表の辞任ほど政界に波紋を起こしたのは、金代表がこの日午前に1時間ほど李俊錫前代表と会ったという事実だ。2人の会談は党内の重鎮議員が斡旋したという。この日の会談で金代表は自身が去就をめぐる圧力を受けることになった過程に不快感を吐露したというのが、李前代表の主張だ。李前代表は会談を公開したことについて「2人の共通した意思」と語った。
金代表に近い人物は「与党の危機を招いたソウル江西(カンソ)区庁長補欠選挙の候補を金起炫代表が出したというのか」とし「異例にも記者会見でなくフェイスブックで辞意を伝達した点は、与党の危機を自身に負わせる勢力に対する金代表の一種の抗議の表示とみられる」と話した。
ただ、金代表はフェイスブックに追加で「私は李俊錫の新党結成を引き止めた」とし「党が分裂してはならず、新党に参加する考えも全くない」とコメントした。李前代表も「金代表と政治的な歩みを共にしようとするのか」という質問に「全くそのようなことはない」と一線を画した。金代表は李前代表との会談後、共に民主党を離党した李祥敏(イ・サンミン)議員に会い、国民の力入党も提案したという。
親尹派の関係者は「金代表が李前代表と辞任直前に会ったのは度が過ぎる行動」とし「信じられない」と述べた。党内の親尹派は金代表が辞意表明しながら出馬するかどうか言及しなかったことに対し「蔚山(ウルサン)の残りの選挙区を守ろうと代表職を退いた」と話した。
兪義東(ユ・ウィドン)国民の力政策委議長ら任命職の党役員はこの日午後、党に辞意を表したが、尹院内代表が返戻した。
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