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「トランプ再執権なら北朝鮮政策に変化…核製造中断すれば財政支援を検討」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

トランプ前大統領

トランプ前大統領が来年の米大統領選挙で当選する場合、北朝鮮が新たな核兵器製造を中断する条件で金正恩(キム・ジョンウン)政権に財政的インセンティブを提供する計画を検討中という報道があった。

13日(現地時間)、米政治専門紙ポリティコは情報筋3人を引用してこのように報じた。同紙は「このような計画は、トランプ氏が在任中に特に友好的な関係を結んだ北朝鮮の指導者、金正恩国務委員長を受け入れる方向に転換することを意味する」と評価した。

情報筋によると、トランプ氏が考慮中のアイデアの一つは、北朝鮮経済制裁などを解除する代わりに、核プログラムを凍結して新規武器の開発を中断するよう誘導する案だ。この情報筋は「北朝鮮が約束を守れるよう検証手段を用意する必要がある」と話した。


ポリティコは「トランプ氏がこのように北朝鮮接近方式を緩和すれば、韓国・日本など同盟を動揺させかねない」とし「北朝鮮に対してさらに強硬な接近方式を好む米共和党員を不安にさせるかもしれない」と指摘した。

一部では、トランプ氏のこうしたアイデアが北朝鮮の核問題をめぐる現在の膠着状態を打開する方法になるという主張もあると伝えた。

米国平和研究所(USIP)の北東アジア専門家フランク・アウム氏は「短期あるいは中期的に完全な非核化はせず、北朝鮮の核兵器プログラムを凍結する提案はもう少し現実的な接近方式であり得る」と述べた。また「この場合、最も大きなリスクは韓国が自主的に核兵器開発を追求する可能性があるという点」と指摘した。

ポリティコは「韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は年初、北朝鮮の脅威が強まる場合、韓国が核兵器を開発することもあると明らかにした」とし「これは核軍備競争の可能性を高めるおそれがある」と伝えた。

トランプ陣営の関係者はトランプ側の対北朝鮮関連の立場が変わったという報道を否認した。トランプ陣営の関係者はポリティコに「引用された情報筋は自分たちが何の話をしているのか分かっていない」とし「トランプ陣営の立場を代弁していない」と主張した。



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