ロシアのラブロフ外相
10日(現地時間)、ロイター通信によると、ラブロフ長官は同日、カタール・ドーハのフォーラムで公開されたアルジャジーラとのインタビューで、「1年半前、プーチン大統領(ロシア大統領)といかなる交渉もできないようにする命令に署名したためだ」と述べた。
そして、平和会談が開かれるためには、ゼレンスキー大統領が問題の大統領令を無効化しなければならないと強調した。
現在、ウクライナの状況が膠着したのかという質問には「米国人が彼らを押し込んだくぼみがどれほど深いかを悟るのはウクライナ人にかかっている」と話した。
また、ロシアがウクライナと戦う状況で、イスラエルとパレスチナ武装政派ハマスの戦争に対して批判するのは偽善的ではないかという質問には「そうではない」と答えた。
さらに、ガザ地区の人道主義的状況を評価するための国際監視団の派遣を提案した。
ラブロフ長官は、「ガザ地区で人道主義的に停止されるためには、一種の現場実態調査が必要だ」とし、「アントニオ・グテーレス国連事務総長に監視団派遣を考慮することを提案したが、これまでは成果がなかった」と述べた。
また「私たちは10月7日、イスラエルに対するテロ攻撃を強く糾弾する」としながらも「同時に、この事件を無差別的な砲撃でパレスチナ人数百万人を集団処罰するのに利用することは容認できないと思う」と述べた。
ロシアが来年の米国大統領選挙でドナルド・トランプ前大統領が当選することを望んでいるかという質問には「このことに関与したくない。彼らの選挙は彼らのもの」と一線を画した。
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