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【コラム】韓日中3カ国の世界遺産競争…数を増やすのに意味はない(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
全国土が博物館という言葉のように韓国は遺跡が多い。その中でもユネスコ指定世界遺産は格別だ。1978年に導入された世界遺産は45年という短い歴史にもかかわらず注目度が非常に高い。韓国も同じだ。文化財庁と各地方自治体に担当部署が設置され、毎年のように国民的なイシューになったりする。世界遺産はどのように胎動したのか。また我々はなぜ世界遺産に関心を持つことになったのか。

◆2023年現在、世界で1199件登録

ユネスコ世界遺産は大きく文化遺産と自然遺産、そして双方の価値を兼ね備えた複合遺産に分けられる。この中で文化遺産がよく世界遺産と呼ばれる。2023年現在、世界で1199件が指定されている。名実共にユネスコの代表的な事業だ。


もともと世界遺産は各国が自国の文化を誇るものではない。国籍を越えて世界が共に文化遺産を守ろうという考えから始まった。出発点は古代文明発祥地のエジプトのナイル川流域だった。ナイル川は昔からエジプト人の生命の川だった。今でもエジプトの人口の97%がナイル川周辺に集まって暮らしている。

問題は慢性的な水不足だ。エジプトはこれを解決しようと1950年代、アスワンダム建設計画を立てた。ところがアブ・シンベル神殿のような世界的な遺跡が水没する危機を迎えた。韓国を含む約50カ国が国際募金をし、西側が技術を支援してアブ・シンベル神殿移転プロジェクトを進めた。この事業が成功した後、経済開発で消滅の危機に直面した文化遺産に対する国際的な共同対処が発議された。エジプトはナポレオンの侵略以降、西欧列強の文化財略奪と破壊が最も深刻なところだった。

◆中国は2番目に多い、イタリアが最多

世界遺産が最も多く指定されたところは西欧だ。今でも世界遺産の半分が狭い西欧に集まっている。さらに西欧では、経済活動に制約が多いため世界遺産を解除してほしいという請願があるほどだ。このような偏重現象が見られるのは、世界遺産目録に登録するのに多くの行政手続きと支援が必要となるからだ。低開発国の場合、人材と財政が十分でなく、世界遺産登録に消極的だった。

欧州中心の世界遺産制度に変化が生じたのは1990年代からだ。経済が成長した東アジア各国が競争に加わった。最も積極的な国は中国だ。現在、登録遺跡が57件で、最多国のイタリア(59件)に次ぐ。中国は文化遺産が豊かで、登録および審査過程を国家が体系的に管理して巨額の予算を投入するため、登録される可能性も高い方だ。韓国は現在16件が登録されている。1995年に石窟庵(ソックラム)と仏国寺(プルグクサ)が選ばれ、今でも毎年、複数の自治体が熱心に取り組んでいる。

◆強制徴用の歴史を消した日本

世界遺産が国際的な関心を集め、外交紛争の原因になったりもした。高句麗史をめぐる2004年の韓国と中国の葛藤がその事例だ。高句麗を中国史に編入しようとする中国が、世界遺産制度を利用して高句麗の古墳と城跡を中国の世界遺産として登録しようとした。結局、北朝鮮の強い抗議で中国と北朝鮮が別に登録するという初めての事態が生じた。2017年にはヨルダン川西側のヘブロン旧市街がパレスチナの世界遺産に登録されると、これに抗議してユネスコ最大支援国の米国とイスラエルがユネスコを脱退したこともある。

日本は世界遺産を通じて恥ずかしい過去を消して「選択的な記憶」を合理化しようとする。2015年に論議を呼んだ、いわゆる「軍艦島(端島)」で有名な「明治産業革命遺産」がそうだ。ユネスコは軍艦島が日本近代化の世界的象徴性の公認を受けるには、その過程で強行された歴史の過ちもすべて表記しなければならないと決議した。日本が隠そうとする強制徴用問題を明記することを条件に登録した。しかし日本は強制徴用の部分を削除し、強い反発を呼んだ。

日本はここで終わらなかった。2022年にも新潟県の代表的な金鉱遺跡である佐渡金山の登録申請をしながら朝鮮人の強制労働を削除し、また論争を招いた。

日本はユネスコの世界の記憶でも「神風特攻隊員の遺書」の登録をあきらめずにいる。神風特攻隊で犠牲になった個人に大きな悲劇という点が表面的が理由だが、結局は戦犯国としての歴史を隠そうという意図だ。日本の意図が成功すれば、ユダヤ人収容所で勤務した独ナチス兵士の日記も登録候補に挙がることになる。最近、各国の行き過ぎた政治色のためユネスコ世界遺産の趣旨が根本から揺らぐことを懸念する声が高まっている。


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