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EU「非常に良い進展あった」…大韓航空とアシアナ航空の合併承認するか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
大韓航空とアシアナ航空の企業結合を審査中の欧州連合(EU)競争当局が来年2月14日までに結合承認の可否を結論付けると明らかにした。航空業界ではこれより早く合併に対する結論が出ると予想する。ただ最も厳しい条件を提示したEUという関門を超えても米国と日本がブレーキをかける可能性は残っている。

◇欧州委員会「良い進展あった」…来年2月に結論出るか

7日の航空業界によると、欧州委員会は前日ホームページでの公示を通じ「2024年2月14日までに大韓航空とアシアナ航空の企業結合審査の暫定結論を出す」と明らかにした。


大韓航空は2020年からアシアナ航空との合併作業を推進している。欧州委員会は5月に韓国~欧州路線の貨物運送サービスの寡占問題を指摘しながら懸念を示した。これに対し大韓航空は先月3日、欧州委員会にアシアナ航空の貨物部門分離売却計画などを盛り込んだ是正措置案を提出した。

欧州委員会の今回の公示に対しロイター通信は欧州委員会で反独占部門を担当するレインダース委員とのインタビューを通じ「一部提案で非常に良い進展があった」と報道した。

◇「非常に良い進展」残る難関は

もし大韓航空が欧州委員会の合併承認を受ければ企業結合まで米国と日本の競争当局の許可だけ残ることになる。両社が就航する14カ国のうち11カ国の競争当局はすでに合併を承認した。

これに加えて1兆ウォンに達する負債を抱えるアシアナ航空貨物部門の売却先を探すという課題も残っている。イースター航空、エア仁川(インチョン)、エアプレミアの3社に候補が絞られ三つ巴の様相になったが、高い買収代金が障害になるだろうとの見方も入り乱れている。格安航空会社(LCC)業界1位のチェジュ航空は最初から買収戦には参戦しておらず、当初有力な売却先とされたティーウェイ航空は買収意向書(LOI)を提出せず、買収の考えを事実上引っ込めたとされる。

大韓航空の意志も格別だ。大韓航空は「欧州委員会の審査中断解除により今後審査進行過程に誠実に臨み、早期に承認を受けられるよう努力する計画」と明らかにした。大韓航空を参加に持つ韓進(ハンジン)グループの趙源泰(チョ・ウォンテ)会長は先月、アシアナ航空買収について「合併と関連したプランB(代案策)はない。うまくいくもので心配はしない」との意志を明確にしている。



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