韓国の国立古宮博物館が7月に日本から還収した「螺鈿菊唐草文盒」を7日から公開する。
「螺鈿菊唐草文盒」は横33.0センチ、縦18.5センチ、高さ19.4センチの箱で、全体はアワビやサザエの殻などを繊細に加工した装飾と漆で完成された作品だ。
日本の個人所蔵家の倉庫に100年以上保管されていた螺鈿菊唐草文盒が国外所在文化財財団の日本現地ネットワークで初めて確認され、1年余りの調査と交渉の末、7月に還収された。
「螺鈿菊唐草文盒」は菊の唐草模様が約770個装飾されている。特に上面の縁には牡丹の唐草模様30個が反復的に配置され、各面の枠にも小さな玉紋が細かく入っている。
木で作られた枠に麻を重ねる技法の「木心紵皮法」で作られ、典型的な高麗螺鈿漆器の製作方式だ。
国立古宮博物館によると、遺物の精密分析のために撮影したX線写真も公開され、細部の製作技法も見ることができる。遺物を多角度から撮影した3Dスキャン資料と科学的調査の結果も映像で観覧できる。
「螺鈿菊唐草文盒」は横33.0センチ、縦18.5センチ、高さ19.4センチの箱で、全体はアワビやサザエの殻などを繊細に加工した装飾と漆で完成された作品だ。
日本の個人所蔵家の倉庫に100年以上保管されていた螺鈿菊唐草文盒が国外所在文化財財団の日本現地ネットワークで初めて確認され、1年余りの調査と交渉の末、7月に還収された。
「螺鈿菊唐草文盒」は菊の唐草模様が約770個装飾されている。特に上面の縁には牡丹の唐草模様30個が反復的に配置され、各面の枠にも小さな玉紋が細かく入っている。
木で作られた枠に麻を重ねる技法の「木心紵皮法」で作られ、典型的な高麗螺鈿漆器の製作方式だ。
国立古宮博物館によると、遺物の精密分析のために撮影したX線写真も公開され、細部の製作技法も見ることができる。遺物を多角度から撮影した3Dスキャン資料と科学的調査の結果も映像で観覧できる。
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