世界ヘビー級元ボクシングチャンピオンのマイク・タイソンさん[写真 ツイッター]
11月30日(現地時間)、ニューヨーク・ポストによると、昨年サンフランシスコを出発する旅客機でタイソンさんに暴行を受けたメルビン・タウンゼントさんがタイソンさん側に45万ドル(約6700万円)を支払うように求めた。
タウンゼントさんはタイソンさんに殴られた後、首や頭の部位に深刻な痛みが発生し、うつ病とともに心的外傷後ストレス障害(PTSD)を経験していると主張した。また、暴行事件以降、社会的評判の低下で職場を失うなど被害が発生したと付け加えた。
これに先立ち、タウンゼントさんは昨年サンフランシスコからフロリダ行きの旅客機に搭乗した後、前席の乗客がタイソンさんだということに気付いた後、声をかけ続けた。当初、タイソンさんは簡単な会話に応じて友好的に対応したが、タウンゼントさんがペットボトルを投げ付けて神経を尖らせる行動を続けると、席から立ち上がって暴力を加えた。その後、タイソンさんは自ら旅客機から降り、タウンゼントさんは救急処置を受けた。
タウンゼントさん側は当時、タイソンさんを直接見て興奮しただけだとし「合意金を受け取れない場合、正式に訴訟を起こす」と明らかにした。だが、タイソンさん側は「示談金を支払うつもりはない」と一線を画した。
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