中国の習近平国家主席が来年、韓日中首脳会談のために韓国を訪問する可能性があると、香港現地メディアが28日報じた。
香港有力メディアの星島日報に掲載された紀暁華(ペンネーム)のコラム「中国観察」はこの日、「習近平が来年訪韓?」と題して、26日に釜山(プサン)で開催された第10回韓日中外相会談を伝えた。「中国観察」は中国政界内部に関する内容を主に伝えるコラムだ。
コラムは「中国の王毅外相は今回の朴振外交長官との会談で習近平国家主席の訪韓については話し合った」とし「過去の数回の中韓日領導人会議に中国は朱鎔基、温家宝、李克強首相が出席したが、中韓関係が改善すれば習近平主席が訪問するのではないだろうか」と締めくくった。習主席が韓日中首脳会談を機に2014年7月以来9年ぶりに訪韓する可能性も排除できないということだ。
ただ、コラムは尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の対中外交に中国が不満を抱いていると伝えた。コラムは「『親米』尹錫悦大統領が昨年執権して以降、繰り返し台湾問題を言及してきた」とし「先日、尹大統領は英国メディアのインタビューで台湾海峡の平和と安定を強調し、南シナ海での秩序確立の重要性に言及しながら中国の不満を買った」と指摘した。
その一方で「中米関係の技術的緩和により中韓日は共に望むことがあり、過度な関係悪化は望まない」とし、3カ国首脳会談開催の可能性が高いという見方を示した。実際、中国外務省は26日、韓日中外相会談が終わった後、「3カ国は中韓日指導者会議のための条件をつくり、関連の準備業務に拍車を加えることに同意した」と発表した。翌日(27日)の外務省の定例記者会見で汪文斌報道官も「3カ国は指導者会議が成果を出して良い雰囲気を形成するために共に努力し、互いに向き合って進まなければいけない」と強調した。
韓日中首脳会談は2008年から2019年まで計8回、日本-中国-韓国の順に議長国を引き受けて開催された。3カ国首脳会談に先立ち、3カ国の外相が集まって会談内容について議論した。2009年には外相会談の12日後に首脳会談が開かれた。半面、韓日関係、日中関係が悪化した2016年には3カ国外相会談開催から2年後に3カ国首脳会談が開かれた。韓国・日本ともに中国国家主席の出席を望んでいるため、中国が李強首相の代わりに習近平主席が出席して3カ国協力のメカニズムを格上げする可能性もある。
香港有力メディアの星島日報に掲載された紀暁華(ペンネーム)のコラム「中国観察」はこの日、「習近平が来年訪韓?」と題して、26日に釜山(プサン)で開催された第10回韓日中外相会談を伝えた。「中国観察」は中国政界内部に関する内容を主に伝えるコラムだ。
コラムは「中国の王毅外相は今回の朴振外交長官との会談で習近平国家主席の訪韓については話し合った」とし「過去の数回の中韓日領導人会議に中国は朱鎔基、温家宝、李克強首相が出席したが、中韓関係が改善すれば習近平主席が訪問するのではないだろうか」と締めくくった。習主席が韓日中首脳会談を機に2014年7月以来9年ぶりに訪韓する可能性も排除できないということだ。
ただ、コラムは尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の対中外交に中国が不満を抱いていると伝えた。コラムは「『親米』尹錫悦大統領が昨年執権して以降、繰り返し台湾問題を言及してきた」とし「先日、尹大統領は英国メディアのインタビューで台湾海峡の平和と安定を強調し、南シナ海での秩序確立の重要性に言及しながら中国の不満を買った」と指摘した。
その一方で「中米関係の技術的緩和により中韓日は共に望むことがあり、過度な関係悪化は望まない」とし、3カ国首脳会談開催の可能性が高いという見方を示した。実際、中国外務省は26日、韓日中外相会談が終わった後、「3カ国は中韓日指導者会議のための条件をつくり、関連の準備業務に拍車を加えることに同意した」と発表した。翌日(27日)の外務省の定例記者会見で汪文斌報道官も「3カ国は指導者会議が成果を出して良い雰囲気を形成するために共に努力し、互いに向き合って進まなければいけない」と強調した。
韓日中首脳会談は2008年から2019年まで計8回、日本-中国-韓国の順に議長国を引き受けて開催された。3カ国首脳会談に先立ち、3カ国の外相が集まって会談内容について議論した。2009年には外相会談の12日後に首脳会談が開かれた。半面、韓日関係、日中関係が悪化した2016年には3カ国外相会談開催から2年後に3カ国首脳会談が開かれた。韓国・日本ともに中国国家主席の出席を望んでいるため、中国が李強首相の代わりに習近平主席が出席して3カ国協力のメカニズムを格上げする可能性もある。
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