中国最大のポータルサイト「百度」百科事典が韓国詩人の尹東柱(ユン・ドンジュ)を紹介した修正前(左)と修正後(右)の項目。民族を「朝鮮族」と表記していた部分は消えたが、国籍を「中国」と表記した部分は依然として残っている。[写真 徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授 インスタグラム キャプチャー]
この日、徐教授はインスタグラムを更新して「尹奉吉(ユン・ボンギル)義士に続いて安重根(アン・ジュングン)義士、尹東柱詩人まで百度百科事典が民族を『朝鮮族』に歪曲(わいきょく)していたことをなくしたことはとても意味あること」と伝えた。
徐教授は「今年9月百度百科事典から、安重根義士を『朝鮮族』と紹介した部分を対外的な公論化を通じてなくした」とし「粘り強い抗議と公論化を通じて尹東柱に関する『朝鮮族』表記がようやく削除された」と説明した。
続いて「しかしまだ尹東柱の国籍を『中国』と表記している点は非常に残念」とし「持続的な抗議と公論化を通じて必ず国籍を『韓国』に変えることができるように最善を尽くしたい」と強調した。
徐教授は「現在百度に紹介されている多くの大韓民国独立活動家の国籍と民族に対する表記がどうなっているのか実態調査を行っている」とし「その結果に基づき、歪曲された部分がある場合、変更するよう最後まで働きかけていく」と付け加えた。
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