イスラエルのネタニヤフ首相(中央)がパレスチナ武装政派ハマスと一時休戦3日目の26日(現地時間)、ガザ地区を訪問して兵士らに会っている。[写真 イスラエル首相室]
地元紙タイムズ・オブ・イスラエルは「赤新月社によると、イスラエル人人質11人がわが領土に来ているとIDFが伝えた」と伝えた。
カタール外務省報道官は、ソーシャルメディアXを通じてガザ地区から解放されたイスラエル人人質にフランス国籍者3人、ドイツ国籍者2人、アルゼンチン国籍者6人が含まれたと明らかにした。同日解放されたイスラエル人人質11人は、いずれも二重国籍者とみられる。
この日、エジプト国家情報局(SIS)のディア・ラシュワン局長は声明を通じて「エジプトとカタールの努力で人質および収監者交換4段階施行に関する異見が解消された」とし「数時間以内にイスラエル人人質11人とパレスチナ人人質33人が解放されるだろう」と明らかにした。
これに先立ち、イスラエルとハマスは4日間の一時的休戦とともに、イスラエル人人質50人とパレスチナ人収監者150人を解放することにした。
ハマスは休戦初日の24日から26日までの3日間、イスラエル人人質計39人を解放し、イスラエルは3倍のパレスチナ人収監者117人を解放した。イスラエル人人質のほか、タイ、ロシアなど外国人人質19人も解放した。
ロイター・AFP通信などによると、イスラエルとパレスチナ武装政派ハマスが一時休戦を2日延長することで合意した。
双方の休戦、人質解放交渉を仲裁してきたカタール外務省のアンサリ報道官はXを通じて「ガザ地区の人道的休戦を2日間延長することで合意した」と明らかにした。
ハマス側も仲裁者のカタール、エジプトと2日間休戦期間を延長することで合意したことを確認し、「条件は従来の休戦と同じだ」と述べた。これで24日午前7時に始まったイスラエルとハマス間の4日間の休戦は30日午前まで続くことになった。
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