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実兄の妻が突如登場…サッカー韓国代表選手「不法撮影・脅迫」スキャンダルの顛末(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆「2次加害」論争、真実攻防…「兄の妻が流布者」?

被害者側は黄儀助と被害者が交わしたカカオトークメッセンジャーの内容と通話記録も一部公開した。これによると、6月の映像流出後、被害者が通話で黄儀助に「私は嫌だとはっきりと言ったし、あの日もそう言った」と話すと、黄儀助は「撮った時はこのようなことになるとは思っていなかった」と答えた。被害者が「とにかく不法撮影行動をしたのはあなたも認めなければいけない。ここでうまく済めば法的な措置を取る考えはない」とし、黄儀助は「それ(流布)はできる限り防ぐ」と答えた。ただ、黄儀助は通話後に被害者にメッセージを送り、「あまり心配しなくていい。不法撮影したものではないが、それでも所有していたものを盗まれたのは自分の不注意」と伝えた。

被害者側のイ・ウンウィ弁護士はこの日、サッカー協会の安易な対応を指摘し、黄儀助側が出した立場に反論する記者会見を開いた。イ弁護士は「脅迫犯に対する実質審査で、加害者(黄儀助)が知人と違法に撮影物を共有したという趣旨の発言(被疑者側)が出てきた」とし「被害者が処罰を要求する不法映像が明白に存在するが、サッカー協会と国家代表監督は加害者の2次加害に同調するような姿」と主張した。


こうした中、黄儀助と被害者の性関係映像を流布して脅迫した容疑で拘束されたAが黄儀助の兄の妻(32)という事実までが伝えられ、波紋はさらに広がった。Aは黄儀助のマネジメント会社である家族会社「UJ SPORTS」の登記役員だ。黄儀助側は23日、「黄儀助はこの5年間、兄夫婦のサポートの下、選手生活に専念することができた」とし「兄の配偶者の潔白を信じているだけに、判決があるまで憶測は控えてほしい」と述べた。

黄儀助の私生活問題は韓国代表メンバー選抜をめぐる論争にもつながっている。こうした論争は黄儀助が21日に中国深センで行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の中国戦に出場したことで本格的に広がった。プロサッカー球団フロントは「Kリーグでプレーする選手だったなら不法撮影被疑者に転換された後、試合に送りださない措置を取った」とし「クリンスマン監督は欧州マインドで代表チームを運営するようだ」と話した。大韓サッカー協会の関係者は「まだ事実関係を正確に把握できない段階だが、論争があることは認知している」とし「今後の捜査進行状況を見守る予定」と伝えた。


実兄の妻が突如登場…サッカー韓国代表選手「不法撮影・脅迫」スキャンダルの顛末(1)

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