米ナイアガラの滝
同日午前11時15分ごろ、ニューヨーク州ナイアガラの滝近くのレインボー・ブリッジに設置された国境検問所で車両が爆発した。このため、車に乗っていた2人は死亡し、検問所に勤務する米国高官1人はけがしたという。
これを受け、フォックスニュースは匿名の消息筋の話を引用して車両の爆発はテロ犯の仕業だと報じた。
一方、ロイター通信は、米税関・国境警備局(CBP)が今回の爆発事件を乱暴運転による火災と見なしていると伝えた。テロの可能性を完全に排除したわけではないが、収集された証拠だけでは事前計画による爆発の可能性は小さいように見えるというのがCBP関係者の判断だった。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)も捜査チームは車両爆発が爆発物によるものではなく、車両衝突による衝撃のためだと見ていると報じた。NYTは、捜査チームが爆発した車両から爆発物を発見できなかったと伝えた。
ある目撃者は、地元ニュース局WGRZとのインタビューで、米国方向から国境側に突進した車がフェンスにぶつかった後、爆発したと述べた。爆発当時、炎の高さは10メートルを超えたという。
レインボー・ブリッジには、米ニューヨーク州とカナダのオンタリオ州を結ぶ4つの国境検問所のうちの1つが運営されている。爆発事件後、当局はレインボー・ブリッジのほか、残りの3カ所の国境検問所も閉鎖し、空港や駅などに対する警備を強化した。特に、ナイアガラの滝近くにあるバッファロー・ナイアガラ国際空港の場合、警察官が増員され、乗客に対する追加の検問手続きが実施されていると伝えられた。
ニューヨーク州のキャシー・ホウクル知事は「状況を注視している」と述べた。
カナダのジャスティン・トルドー首相も同日、爆発事件について当局の報告を受け、「かなり深刻に捉えている」と述べた。
カナダのドミニク・ルブラン公共安全相は、爆発した車両が米国とカナダのどちらから出発したかについて回答を拒否し、「状況が流動的で急速に変わっている」と述べた。
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