警察マーク
20日、ソウル蘆原(ノウォン)警察署は「小学生の家族がお詫びをして赦しを請う意思を伝え、これを遺族側に伝えた」とし「遺族側は葬儀を終えた後に考えるという立場を伝えてきた」と明らかにした。
これに先立ち、17日午後4時30分ごろ、蘆原区月渓洞(ウォルゲドン)のあるマンション団地内で小学生の男の子が投げた石が70代男性Aさんの頭部に当たり、これによってAさんは亡くなった。Aさんは当時足が不自由な妻を助けて階段を上っている途中で事故に遭った。警察は小学生が石を投げた当時、友達1人と一緒にいたことを確認し、石を投げた動機などについて調査している。
現場にいた子どもたちは触法少年(満10歳以上~14歳未満)に年齢が達していないため、刑法および少年法ともに適用することができない。これに対してAさんの遺族はメディアのインタビューに対して「誰を恨んでいいのか分からない。とても悔しくてどうしたらよいか分からないが、父が哀れで仕方ない」と話していた。
警察は該当の事件を立件前調査(内査)終結で処理する方針だ。
ソウル警察庁関係者はこの日の記者懇談会で「加害者が刑事未成年者なので処罰することはできない」とし「調査だけ行い、立件前終結として事件を終える」と伝えた。
事件現場にいた同学年の小学生に関しては「刑事未成年者であるため、共犯と見るのは難しい」とし「(石を投げるという)行為は一緒にしたが、法律的に判断するのは正しくない」と話した。
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