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韓国、メモリー半導体輸出16カ月ぶりに「プラス」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

釜山港戡蛮埠頭のコンテナヤードにコンテナが積まれている。韓国銀行によると9月の経常収支は5カ月連続黒字を記録した。ソン・ボングン記者

半導体輸出が長期にわたる不振の泥沼から抜け出している。韓国半導体産業の主力部門であるメモリー半導体は16カ月ぶりに輸出がプラスを達成した。

韓国産業通商資源部が14日に発表した10月の情報通信産業(ICT)輸出入動向によると、先月の半導体輸出額は89億7000万ドルで前年同期比4.7%減った。昨年8月から続いたマイナス成長は変わらなかったが、減少率は今年に入って最も小さかった。先月の中国(香港含む)への半導体輸出額は51億ドルで1年前より1.1%増えた。中国のIT機器需要などが一部回復し16カ月ぶりに増加に転じた。

半導体輸出実績を牽引したのはDRAMとNAND型フラッシュのようなメモリーだ。先月のメモリー輸出額は45億1000万ドルで1年前より1.0%増えた。昨年6月の3.2%から初めて増加となった。


これは急落したメモリー固定取引価格が2021年7-9月期から9四半期ぶりに上昇傾向に持ち直したためだ。昨年1-3月期に平均3.41ドルだった8ギガDRAM固定価格は今年1-3月期に1.81ドル、7-9月期に1.31ドルまで下落した。だが先月になり1.5ドルに反騰した。ここには大規模減産、在庫減少などが影響を及ぼしたと分析される。

こうした半導体輸出反騰基調は今月も続きそうだ。韓国関税庁によると今月1~10日の半導体輸出額は1年前より1.3%増えた。月上旬基準で半導体輸出がプラスになったのは昨年9月以降で初めてだ。月末までこうした傾向が持続すれば月間基準で半導体輸出は昨年7月の3.1%から16カ月ぶりに増加傾向に転換することになる。



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