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人質に取られた19歳のイスラエル女性兵士死亡…死亡映像も公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

10月24日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部近くの広場に、ハマスによって拉致された人質の写真とともに、彼らの靴が置かれている。[ツイッター キャプチャー]

ハマス武装隊員に人質に取られてガザ地区に連行された19歳の女性兵士1人が死亡した。

14日(現地時間)、イスラエル軍は声明を通じて「ハマス武装隊員に人質に取られたファウル・アザイ・マーク・アシアニ上等兵(19)の死亡事実を確認した」と説明した。




アシアニ上等兵はもともとモロッコ出身で、戦闘情報収集大隊所属だった。先月7日、イスラエル南部のナハル・オズ基地で勤務中に分離障壁を越えて侵入したハマス武装隊員に人質に取られ、ガザ地区に連行された。

ハマスは同日、アシアニ上等兵の映像を公開した。

公開された映像には人質に取られて4日後の先月11日、カメラの前で話すアシアニ上等兵の姿が映っていた。

映像の中でアシアニ上等兵は「(ガザ地区に対する)ミサイル攻撃で命を失うのではないかと怖い」とし「どうか止めてほしい」と訴えている。

特に、映像の中にはアシアニ上等兵が血を流したまま死亡したと見られる姿がそのまま映っていた。

イスラエル軍とハマスともにアシアニ上等兵の具体的な死亡原因と経緯については確認していない。

これに先立って、アシアニ上等兵の母親は拉致当日午前7時30分に最後の通話内容をマスコミインタビューで公開したことがある。

当時、アシアニ上等兵の母親は「武装した男が侵入した。娘は保護される空間にいると言い、通話を終えなければならないと言った」とし「当時、銃声や悲鳴は聞こえなかった。電話を切って1時間後にメッセージを送ったが、返信がなかった」と明らかにした。



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