アイスランド当局が数日中に火山が爆発する可能性が大きくなったことから非常事態を宣言し、周辺の集落の住民数千人を避難させた。
ブルームバーグが12日に報じたところによると、アイスランド気象庁はアイスランド南西部のグリンダビークでマグマが噴出する可能性が大きいと明らかにした。
グリンダビークがあるレイキャネス半島一帯にはこの2週間で地震発生が急増し、火山活動により道路と一部の建物が損壊するなどの兆候がとらえられた。
これに対し当局は10日夜、グリンダビークの住民3000人を緊急避難させ非常事態を宣言した。
気象庁はマグマが正確にいつどの地域で噴出するかはまだ把握されていないと明らかにした。ただ「現在相当な量のマグマが北側からグリンダビークに続く地域で動いているという兆候がある」と説明した。
10日以降からはこの地域で地震活動が以前より遅くなるなどマグマが地表面に近づいている兆候も現れたと気象庁は説明した。
アイスランドは火山活動が活発な地域のひとつだ。2010年にはエイヤフィヤトラヨークトル火山の爆発で欧州の空が火山灰で覆われた。2014年8月には東部のバルダルブンガ火山が活性化し赤色警報が発令されたりもした。2021年3月にはファグラダルスフィヤル火山が爆発した。
ブルームバーグが12日に報じたところによると、アイスランド気象庁はアイスランド南西部のグリンダビークでマグマが噴出する可能性が大きいと明らかにした。
グリンダビークがあるレイキャネス半島一帯にはこの2週間で地震発生が急増し、火山活動により道路と一部の建物が損壊するなどの兆候がとらえられた。
これに対し当局は10日夜、グリンダビークの住民3000人を緊急避難させ非常事態を宣言した。
気象庁はマグマが正確にいつどの地域で噴出するかはまだ把握されていないと明らかにした。ただ「現在相当な量のマグマが北側からグリンダビークに続く地域で動いているという兆候がある」と説明した。
10日以降からはこの地域で地震活動が以前より遅くなるなどマグマが地表面に近づいている兆候も現れたと気象庁は説明した。
アイスランドは火山活動が活発な地域のひとつだ。2010年にはエイヤフィヤトラヨークトル火山の爆発で欧州の空が火山灰で覆われた。2014年8月には東部のバルダルブンガ火山が活性化し赤色警報が発令されたりもした。2021年3月にはファグラダルスフィヤル火山が爆発した。
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