全国各地でトコジラミ出没関連ニュースが伝えられ、トコジラミフォビア（トコジラミ恐怖症）が大きくなる中、疾病管理庁（疾病庁）がトコジラミ確認自己チェックリストなど、関連情報を補強して公開した。



１０日、疾病庁が環境部など関係部署の協力で、トコジラミ拡散防止と正しいトコジラミ駆除の情報提供のために配布した「トコジラミ情報集」（改訂版）には、トコジラミに噛まれた跡と比較できる写真、トコジラミに関連するよくある質疑・回答、頻繫の疑い申告および駆除関連問い合わせ先（韓国防疫協会中央および支会）などの情報が追加された。


トコジラミのチェックリストの場合、▽他の地域で宿泊したかどうか▽宿泊施設を多数の旅行客と一緒に利用したか▽宿舎でトコジラミを見たか▽脱皮角などトコジラミの痕跡を見たか▽トコジラミによって睡眠に邪魔されたか▽トコジラミに噛まれた傷があるか▽復帰後、カバンからトコジラミを見たか▽復帰後、洗濯及び乾燥したか▽カバンを真空、スチーム掃除したのか▽海外宅配でトコジラミ、または痕跡を見たか－－などを通じてトコジラミの有無が確認できるようにした。

改正版は「高温スチーム機で寝具類を消毒するのがトコジラミを殺す最善策だが、やむを得ない場合、ドライヤーを利用してトコジラミが飛ばないように高温で弱い風を起こして掃除する方法がある」と説明した。

昼間は家具や寝室の壁の隙間、壁紙の隙間に隠れて夜に吸血活動をするトコジラミは害虫だが、感染症を移すことはない。トコジラミに噛まれた場合、噛まれた部位の身体的徴候がないことから小さな噛まれた跡、深刻なアレルギー反応に至るまで反応が様々だ。

トコジラミに噛まれた時は、まず噛まれた部位を流れる水と石鹸で洗うことが重要だ。もし症状がある場合、医師または薬剤師に相談する必要がある。

疾病庁は「トコジラミは危険なものとは見なさい」とし、ただし「時にはかゆみが過度な掻きにつながり、肌の二次感染の可能性を高める可能性がある」と述べた。トコジラミが恐怖心を呼び起こす危険な存在ではないが、確かに生活を不便にする存在であるという意味だ。

政府は３日、行政安全部、保健福祉部、疾病管理庁、環境部、教育部など１０の関係部署を中心に「ウィーン大学政府合同対策本部」を設けた。また、１３日から４週間「トコジラミ集中点検および駆除期間」を運営し、トコジラミの発生状況を引き続き点検する予定だ。