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米国、中国輸出規制に…エヌビディア、また「中国用半導体」発売計画

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

資料写真 [Shutterstock]

米国半導体会社エヌビディアが中国オーダーメード用新規半導体3種を発売する計画だとロイター通信が9日、中国経済メディア「科創板日報」を引用して報じた。米国の対中国半導体規制が強化されると、これを避けるための新たな方法を講じたものと分析される。

科創板日報は新規チップがHGX H20、L20 PCle、L2 PCleであり、エヌビディアが早ければ16日にこれを発表するだろうと伝えた。エヌビディアは該当の報道に対する論評を拒否した。

先月、米国は対中国半導体規制を低仕様チップに拡大する追加輸出統制措置を発表した。これに対してエヌビディアは先立って出した中国オーダーメード用チップであるA800とH800の中国輸出がストップするだろうと明らかにした。また、8月に発表した最高性能ゲーム用チップ「L40S」も影響を受けるだろうと予告した。


このような追加輸出統制措置は人工知能(AI)用半導体と半導体製造装備などの輸出をさらに細かく規制する措置として、エヌビディアを狙ったという解釈が出てきた。エヌビディアは世界AI用グラフィック処理装置(GPU)市場の90%以上を占有している。

ロイターは「分析家は米国の規制がファーウェイ(華為)のような中国企業に自国市場で拡張する機会を与えるだろうと指摘する」と伝えた。

実際、中国最大検索企業の百度はエヌビディア製品を代替するためにファーウェイにAI半導体1600個を注文したという。



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