俳優ユ・アイン
法曹界によると、起訴状にはユ・アインが2020年9月から昨年3月にかけて計14カ所の医院で181回にわたりプロポフォールなど医療用麻薬の処方を不正に受けたという内容が入った。また2021年7月から22年8月まで計40回ほど他人名義で睡眠薬1010錠の処方を受けた。
睡眠薬中毒となったユ・アインは父の住民登録番号も盗用した。ユ・アインはソウル江南区(カンナムグ)のある病院で父の住民登録番号を伝えながら「父に渡す」と偽り、これを信じた医師が処方箋を出したことが明らかになった。
またユ・アインは米国旅行中に自身の大麻喫煙が発覚すると一行に大麻を強要したという内容も起訴状に含まれた。検察によると、ユ・アインは1月21日、米カリフォルニア州ロサンゼルスの宿所の野外プールで一行と共に大麻を喫煙した。ユ・アインは当時ユーチューブの動画撮影をしながらプールで近づいたユーチューバーの一行に大麻喫煙場面が目撃されると、「私がなぜユーチューバーのために自由な時間を妨害されなければいけないのか」と怒りを表した。その後、ユーチューバーに「お前も一度やってみる時ではないか」と言って喫煙を勧めた。このユーチューバーが大麻を口に当てて吸うふりをすると「そうするのではない。もっと深く深く吸い込まないといけない」と喫煙方法を教えた。
検察はユ・アインに大麻、抗精神病薬 、大麻教唆、証拠隠滅教唆、医療法違反、詐欺、国民健康保険法違反、住民登録法違反の8件の容疑を適用した。ユ・アインの初公判期日は14日。
この記事を読んで…