元フェンシング韓国女子代表ナム・ヒョンヒさんとの結婚を発表した後、詐欺疑惑が浮上していたチョン・チョンジョ氏（２７）に対して警察が拘束令状を請求した。

ソウル松坡（ソンパ）警察署は２日、特定経済犯罪加重処罰法上詐欺疑惑でチョン氏に対する拘束令状を請求した。現在までチョン氏から詐欺被害を受けた被害者は１５人、被害規模は１９億ウォン（約２億１２８0万円）を超えることが確認された。


チョン氏は自身の講演を通して知り合ったこれらの人々から投資金名目で多額の金を騙し取ったほか、投資のために貸与を受けるように誘導するなどの容疑が持たれている。


ソウル江西区（カンソグ）議会の金民錫（キム・ミンソク）議員は先月２５日、チョン氏が貸与仲介プラットフォームを通じて信用度と金利を問い合わせて貸与を受けるように誘導した」という情報提供に基づいてチョン氏を詐欺および詐欺未遂容疑で警察に告発した。

金議員はその後、チョン氏が中国事業投資金名目で１億１０００万ウォンを受け取って騙し取ったという追加情報提供内容に基づいてソウル警察庁に陳情を提出した。陳情書には詐欺事件に関連してナムさんの共犯疑惑を捜査するよう求める内容も入っている。

先月２６日にはチョン氏が今年８月末アプリ開発投資名目で被害者１人から２０００万ウォンを騙し取ったという内容の告訴状も警察に提出された。

チョン氏に対する捜査に着手した警察は先月３１日、京畿道金浦（キョンギド・キンポ）チョン氏の親戚宅で逮捕した。