「高麗仏像日本所有権認定」大法院判決糾弾瑞山市議会記者会見。[写真 瑞山市議会]
チェ・ドンムク議員は会見で「26日に大法院は瑞山の浮石寺が提起した有体動産引き渡し請求を棄却し、日本が略奪した金銅観音菩薩坐像は浮石寺に所有権がないと判断した」と指摘した。
続けて「大法院は現在の浮石寺と高麗時代の瑞州浮石寺が同じ権利主体であり、略奪も認められるとしながらも対馬観音寺の日本民法に基づいた時効取得が完成されたという恥ずかしい判決を下した」と批判した。
その上で「7年を超えた訴訟にも金銅観世音菩薩坐像の浮石寺への帰郷が結局失敗に終わった今回の判決は、過去に不法に持ち出された文化財に対する略奪主体の所有権をすべて認めたのと同じだ。盗難文化財に対して取得時効を認めるのは話にならないだけでなく、強制的に奪われた文化財に対する所有者の権利を妨げる反歴史的判決」と付け加えた。
チェ議員は「法的紛争過程で仏像が日本により略奪されたことが確認された以上、まだ還収の可能性は残っている。瑞山市議会は座視せず浮石寺に金銅観音菩薩坐像が帰ってこられるよう最後まで努力する」と話した。
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