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「ハマス、拷問後に斬首刑の可能性」…音楽フェスで拉致されたドイツ系女性死亡

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

母親のリカルダ・ルークさんが9日(現地時間)、X(旧ツイッター)に動画を投稿して娘を助けてほしいと訴えている様子。[X キャプチャー]

ハマスのイスラエル侵攻当時、音楽フェスティバルの現場で拉致されたドイツ系イスラエル人女性シャニ・ルークさん(23)が結局死亡したことが分かった。

30日(現地時間)、イスラエル外務省は「このニュースを伝えることになり、胸が痛む」という書き込みとともにシャニさんが死亡したことが確認されたと発表した。また外務省はシャニさんがハマスから拷問を受け、恐ろしい恐怖の中で「街頭行進」に動員されたと主張した。




シャニさんの母親であるリカルダ・ルークさんもイスラエル国防軍(IDF)を通じて娘の死亡ニュースを聞いた。リカルダさんは「シャニの遺体はまだ発見されていないが、頭蓋骨の破片を発見してDNA検査を行った結果、シャニのものと確認された」と伝えた。

ドイツのオラフ・ショルツ首相は「シャニさんの死亡ニュースは恐ろしい。ハマスに責任を問うべきだ」と述べた。

IDFは発見された頭蓋骨部位によってシャニさんの死亡を確定したが、死亡の経緯はまだ明確ではない。

母親のリカルダさんはドイツメディアとのインタビューで7日、ハマスの最初の攻撃当時、頭に銃撃を受けて死亡したとみられるとし「ぞっとするが、少なくともシャニが苦痛を受けなかったという確信が持てて幸いだ」と話した。しかし、あるドイツのジャーナリストはX(旧ツイッター)を通じて斬首と拷問が伴った可能性を提起したと、イスラエルのメディア「エルサレム・ポスト」が伝えた。

これに先立って、シャニさんは、ハマスの民間人拉致の様子が映ったソーシャルメディア(SNS)の動画を通じて知られた。ある動画でハマスの隊員たちは意識を失ったシャニさんをトラックの荷台に乗せて連れて去り、シャニさんの頭に唾を吐いたりもした。シャニさんの家族はタトゥーを見て娘であることに気付いた。

IDFはこれまで確認された人質数が240人に達するということが分かった。



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