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日本に戻る瑞山・浮石寺の仏像…返還手続きは

ⓒ 中央日報日本語版

金銅観世音菩薩坐像

日本から韓国の窃盗団によって韓国に持ち込まれた高麗時代の仏像の所有権が日本の寺院にあると最高裁判所が26日に最終判決を下したことから、仏像は再び日本に戻ることになった。

この仏像は韓国人の窃盗犯が2012年10月に日本・対馬の観音寺から盗み韓国に持ち込んだ高さ50.5センチメートル、重さ38.6キログラムの金銅観音菩薩坐像だ。

現在、大田(テジョン)の国立文化財研究院の収蔵庫に保管されている仏像は、判決によって日本に返還する手続きを踏むものとみられる。


返還論議が本格化すれば、検察は通常の押収物処分手続きのように裁判結果によって押収物に対する執行指揮を下すことになる。

仏像に対する検察の押収物執行の手続きと同時に、外交当局は現在仏像を保管している国立文化財研究院側と返還方法などを協議し、外交チャンネルを通じて日本の文化庁とも返還日程、方法などを議論し、決定するものとみられる。

その後、協議が終われば、日本文化庁、駐韓日本大使館、観音寺の関係者らが訪韓し、国立文化財研究院で仏像を確認した後、移送・運搬する流れだ。

日本政府は早期返還を求めるという立場を示している。日本の村井英樹官房副長官は26日に開かれた政府報道官定例記者会見で「仏像が観音寺に早期に返還されるよう韓国政府に働きかけ、観音寺を含む関係者と連絡を取りつつ適切に対応したい」と述べた。



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