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元女子フェンシング韓国代表の再婚相手だった人物、身元照会で女性と確認

ⓒ 中央日報日本語版

ナム・ヒョンヒ元フェンシング韓国代表が2018年に忠清北道鎮川郡の国家代表選手村でトレーニングする様子。[中央フォト]

元フェンシング韓国代表のナム・ヒョンヒさんと結婚予定とされていたチョン・チョンジョ氏がストーカー行為の容疑で警察に現行犯逮捕された後に釈放された中、警察の身元照会過程でチョン氏の住民登録上の性別が「女性」であることが確認された。



京畿道(キョンギド)の城南中院(ソンナム・チュンウォン)警察署によると、26日午前1時5分ごと城南市中院区のナム・ヒョンヒさんの母親の家でチョン・チョンジョ氏が捕まった。チョン氏はナムさんの母親の家を訪ね何回もドアを叩き玄関の呼び鈴を押した容疑を受けた。別れを告げられた後に母親の家に滞在しているナムさんをチョン氏が訪ね、これをナムさんの母親が警察に通報した。


警察がチョン氏逮捕後の身元照会過程で、チョン氏の住民登録番号の後半部が「2」から始まるため女性だと明らかになった。韓国の住民登録番号の後半部の1桁目は性別コードだ。男性は「1」、女性は「2」だ。2000年出生者から男性は「3」、女性は「4」を付与する。

警察はまずナムさんに対するストーカース被害者緊急措置を取った状態だ。また、チョン氏の位置を正しく知ることができるスマートウォッチをナムさんに支給する予定だ。警察は基礎的な事実関係を調査した上でチョン氏をこの日午前6時30分ごろに釈放した。ナムさんに対しては対面調査をしたという。

これに先立ち「女性朝鮮」とのインタビューでチョン氏は「多くの経営経験と多くの資産を持つ人物」「財閥家3世」「世界的IT企業の元役員」と紹介された。チョン氏は自身について「上位1%の子どもたちで構成されたスポーツ芸能心理学礼節教育塾を運営している」と明らかにし、ナムさんは「(チョン氏が)フェンシング関連事業をしたいが一緒にやらないかと提案した」と話した。その後チョン氏は女性だという主張とともに詐欺の前科疑惑などがふくらんだ。



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