韓国の窃盗団が日本から盗んできた「金銅観音菩薩坐像」の所有権が日本にあるという韓国大法院(最高裁)の判断が出された。高麗時代に略奪された文化財を盗んだものだが、日本の民法上20年以上これを占有した日本の宗教法人に所有権が認められるという趣旨だ。
大法院は26日、大韓仏教曹渓宗(チョゲチョン)の浮石寺(プソクサ)が韓国政府を相手取り仏像を返還するよう求め提起した訴訟で、浮石寺敗訴の判決を下した原審を確定した。大法院は「仏像が製作、安置された高麗時代の寺『瑞州浮石寺』と原告である浮石寺は同じ権利主体と認定される」としながらも、「日本の民法によれば日本の観音寺がこの事件の仏像を時効取得したとみることができ、浮石寺は所有権を喪失した」と明らかにした。
この事件は2012年に韓国人窃盗犯が日本の対馬にある観音寺に保管されていた金銅観音菩薩坐像を盗んだことで始まった。窃盗犯は仏像を韓国に持ち込んで捕まり有罪が宣告され、仏像は韓国政府が没収した。その後浮石寺は仏像の所有権を主張し韓国政府を相手取り訴訟を提起し、日本の観音寺もやはり被補助参加人として訴訟に参加し仏像取得時効完成を主張してきた。
大法院は26日、大韓仏教曹渓宗(チョゲチョン)の浮石寺(プソクサ)が韓国政府を相手取り仏像を返還するよう求め提起した訴訟で、浮石寺敗訴の判決を下した原審を確定した。大法院は「仏像が製作、安置された高麗時代の寺『瑞州浮石寺』と原告である浮石寺は同じ権利主体と認定される」としながらも、「日本の民法によれば日本の観音寺がこの事件の仏像を時効取得したとみることができ、浮石寺は所有権を喪失した」と明らかにした。
この事件は2012年に韓国人窃盗犯が日本の対馬にある観音寺に保管されていた金銅観音菩薩坐像を盗んだことで始まった。窃盗犯は仏像を韓国に持ち込んで捕まり有罪が宣告され、仏像は韓国政府が没収した。その後浮石寺は仏像の所有権を主張し韓国政府を相手取り訴訟を提起し、日本の観音寺もやはり被補助参加人として訴訟に参加し仏像取得時効完成を主張してきた。
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