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世界的な人気を得た韓国人俳優イ・ソンギュンさん、麻薬使用の疑いで今週警察の取り調べに

ⓒ 中央日報日本語版

俳優イ・ソンギュンさん

麻薬使用の疑いで内偵捜査を受けている俳優イ・ソンギュンさん(48)が今週、警察に召喚されて取り調べを受ける予定だ。

​21日、韓国メディア「チャンネルA」によると、警察は早ければ今週にもイ・ソンギュンさんを召喚して取り調べる計画だ。また、毛髪検査のために身体押収捜索令状の申請も検討中だ。

​法曹界と警察によると、仁川(インチョン)警察庁麻薬犯罪捜査界は麻薬類管理に関する法律違反の疑いで俳優イ・ソンギュンさんなど計8人を内偵捜査、または刑事立件して調べている。南陽(ナムヤン)乳業創業者の孫娘であるファン・ハナさん(35)も麻薬投与の疑惑で内偵捜査の対象になった。


警察はイ・ソンギュンさんとファン・ハナさんなどが芸能人志望者、遊興施設関係者などとともにソウル江南(カンナム)の遊興施設などで麻薬を使用したものと疑っている。イさんはまだ内偵捜査の対象となっているが、警察はイさんの麻薬使用に関連した手がかりを見つけたと伝えられた。

​イさんの所属事務所HODU&Uエンターテインメントは20日、「(イ・ソンギュンさんが)事件に関連した人物から持続的な恐喝・脅迫を受け、捜査機関に告訴状を提出した」という内容の立場文を出した。イさんは告訴状で「2人から脅迫され、3億ウォン程度を奪われた」と主張したと伝えられた。

​イさんが麻薬使用疑惑に巻き込まれて公開を控えていた作品は赤信号が灯った。主演を務めた映画『幸せの国』(原題)と『脱出:PROJECT SILENCE』(原題)は撮影を終えて公開を待っていた。ドラマ『ノー・ウェイ・アウト』(原題)も初撮影を控えている。 『ノー・ウェイ・アウト』は疑惑が事実と明らかになれば、降板が避けられないものとみられる。

イさんは2001年ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』でデビュー後、映画『キングメーカー 大統領を作った男』『眠り』(原題)、『最後まで行く』、ドラマ『検事ラプソディ~僕と彼女の愛すべき日々~』『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』『パスタ〜恋が出来るまで〜』などに出演し、大きな人気を博した。「第72回カンヌ国際映画祭」で韓国映画初のパルム・ドールを受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』(監督ポン・ジュノ)のパク社長役を演じ、世界的な人気を得た。



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