米国外交問題評議会(CFR)のスコット・スナイダー・シニアフェロー
米国内の代表的な韓半島(朝鮮半島)安保専門家、米国外交問題評議会(CFR)のスコット・スナイダー・シニアフェローは20日(現地時間)、中央日報の書面インタビューでこのように主張した。
スナイダー氏は北朝鮮がハマス式攻撃を対南奇襲攻撃に活用する可能性があるため9・19軍事合意効力の停止など再調整を模索する必要があると強調した。
--バイデン大統領は2つの戦争に対処する力量があると述べたが。
「バイデン政府は対外的に『2つの戦場』に十分に対処する能力があると誇示しているが、政府当局者の政策遂行能力には限界がある。朝鮮半島など他の地域の安保が影響を受けるしかない」
--イスラエル・ハマス戦争の望ましい結末は。
「早期休戦が行われ、長期的には双方間の政治的妥協があることを望む。しかし実現の可能性は低い」
--韓国ではハマスの奇襲攻撃が北朝鮮の対南戦術と似ているという点を挙げ、2018年に南北が結んだ9・19軍事合意の破棄論が出ている。
「北朝鮮がハマスから何らかの教訓を得るかもしれないという見方に同意する。韓国の政策決定者が北朝鮮のこうした対南戦術の実現の可能性に関連し、北朝鮮に(9・19軍事合意効力中断などを)説得して再調整する方法を模索すべきということに同意する」
--最近、露朝首脳会談に続いて中露首脳会談が開かれた。中露朝連帯が拡大する可能性は。
「中露朝3カ国間の一部の相互作用が表れ始めたが、現在としては米韓日の協力が中露朝の連帯より深く凝集力がある」
--露朝武器取引による韓半島安保への影響は。
「ロシアに対する北朝鮮の武器供与はウクライナ戦争を長期化させる可能性があり、その見返りとしてロシアが北朝鮮にエネルギーや軍事物資などを供給すれば、韓日米に対する北朝鮮の脅威の能力を高める可能性がある。露朝間の武器取引が朝鮮半島の安保に否定的な影響を及ぼすという見方に同意する」
--韓国では戦術核再配備論が浮上している。
「北朝鮮の持続的な軍事力拡張を懸念していて、これを抑止するための政策を支持する。現在米政権が尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権と協力して拡大抑止力(核の傘)を強化している状況で、弱点があるとは見ていない。万が一、米国の次期政権で韓米間の拡大抑止に関する信頼性の問題が発生する場合、その政権と韓国の時期政権が対話を通じて解決していけばよい」
この記事を読んで…