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「長寿の象徴」アオウミガメの死骸発見…釣り針が刺さったまま死んでいた=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]

済州(チェジュ)の海で釣り針が刺さったままのアオウミガメの死骸が見つかった。

15日、西帰浦(ソグィポ)海洋警察署によると、14日午後12時20分ごろ西帰浦市法還(ポプファン)ポグ付近の海上で海洋保護種のアオウミガメが死んでいるのが見つかった。

このカメは縦60センチ、横45センチ、重さ約40キロで、死んでから20日ほど経過したと推定される。一般的にアオウミガメの成体は体重が約70~200キロほどになり、主に沿岸に生息して海草類をエサとしている。寿命は野生で80年以上といわれている。


アオウミガメは繁殖地である海岸砂浜の開発や環境汚染、過度な乱獲や遠洋漁業などを理由に個体数および繁殖率が急減した。現在は世界自然保護連盟(IUCN)とワシントン条約(CITES、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で絶滅危惧種に指定されて保護されている。

済州の海で最近3年間でアオウミガメなどカメの死骸が見つかった事例は2021年19件、昨年17件、今年25件となっている。

西帰浦海洋警察関係者は「釣り針、廃網など海洋ごみによってイルカやカメなど多くの海洋保護生物がけがをしたり死んだりする」とし「釣りや操業時に発生した海洋ごみをしっかりと処理して海中海洋保護生物が被害を受けないようにしてほしい」と呼びかけた。



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