北朝鮮の国旗
国防部当局者は米国政府が公開した北朝鮮とロシアの武器取引状況に関連し「北がロシアに海上でコンテナを運送した状況は事実」とし「コンテナ積載量を考慮すると、ロシアが最も必要とする砲弾なら数十万発に相当する莫大な分量」と説明した。
ロシアはウクライナ戦争で152ミリ、122ミリ砲弾とTPG-7対戦車ロケット砲などを大量に消耗した。米政府関係者は今回の取引について、数十万発の砲弾を消耗したウクライナ戦場でロシアが追加の弾薬を確保するために全世界の無法国家を隅々まで探していることを見せる事例だ、と批判した。これに先立ち米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は13日、「北がロシアにウクライナで使用する武器を引き渡したという情報を確保した」と明らかにした。
韓国外交部当局者は14日、「朝露間の武器類取引に関する協力は国連安保理決議を明白に違反するものであり、韓半島(朝鮮半島)平和安定を深刻に脅かす行為」とし「米国を含む友好国との緊密な協調の下、露朝間の武器取引をはじめとする軍事協力動向に持続的に注目しながら追加の対応を検討していく」と明らかにした。
一方、北朝鮮はこの日、ラブロフ露外相が18、19日に北朝鮮を訪問すると公式発表した。ラブロフ外相は北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相と会談するとみられ、プーチン露大統領の平壌(ピョンヤン)答礼訪問などを議論すると予想される。
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