ウクライナのゼレンスキー大統領がイスラエル訪問を打診したが断られたとイスラエルメディアのワイネットが１６日（現地時間）、報じた。

報道によると、ゼレンスキー大統領は１２日、アントニー・ブリンケン米国務長官がテルアビブを訪れ、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した当時、同行することを希望したと伝えられた。

だがイスラエル側は「今は適切な時期ではない」と断ったという。


ワイネットは「ゼレンスキー大統領はイスラエルに対して支持を表現することを望んでいるが、ウクライナが２年間ロシアの攻撃を受けるなどの理由で一人では訪問が難しいだろう」とし、今後の欧州歴訪の際にイスラエル訪問を再度推進できると見通した。

１２日、米国インターネットメディアのアクシオスはウクライナ大統領室がイスラエル首相室にゼレンスキー大統領のイスラエル訪問日程を調整してほしいと公式に要請したと報じたことがある。

ゼレンスキー大統領は７日、ハマスの奇襲攻撃以来、最も迅速にイスラエルのネタニヤフ首相に電話をかけ、支持を表明した首脳の一人だ。