パレスチナ人が7日、イスラエルのあるキブツ(農業共同体)で民間人を人質として捕まえてカザ地区に連行している。イスラエル総理室の推算によると、約150人が人質として捕えられているという。[写真 X キャプチャー]
専門家らはこの過程で、心理戦に優れた双方ともに各種欺まん情報を流すなど「フェイクニュース戦争」をすると予想した。一部ではイスラエルのハマス指導部除去作戦に支障が生じる場合、建物を一つずつ捜索しなければならないため、地上作戦が18カ月以上になるという主張も出ている。
◆「歩兵中心の掃討作戦を展開か」
ニューヨークタイムズ(NYT)は3人のイスラエル国防軍(IDF)将校にインタビューをして把握した内容として「イスラエル軍がガザ地区に数万人の兵力を投入して(ハマスの拠点)ガザシティを占領し、ハマス指導部を破壊しろという命令を受け、ガザ地区侵攻を準備中」と14日(現地時間)報じた。そして「すでに13日にイスラエル軍偵察チームがガザ地区にしばらく進入し、地上戦準備態勢を強化した」と雰囲気を伝えた。
フォーリンポリシー(FP)は専門家の言葉を引用し、「イスラエル軍は世界で最も人口密度が高く密集した構造のガザ地区の中でブロック単位の作戦をするとみられる」という分析報道をした。ガザ地区の内部情報に優れたハマスのゲリラを相手に、戦車などを動員した全面戦争よりは、歩兵中心の小規模な掃討作戦をする可能性が高いという分析だ。
米中央情報局(CIA)出身のマルロイ元米国防副次官補は「ハマスは(ガザ地区内で)兵士対兵士、ブロック対ブロック単位で戦うことになるだろう」とし「その前にイスラエルの特殊戦部隊がハマス指導部除去と人質救出のための外科的攻撃(surgical strikes)レベルで先に投入される可能性がある」とFPに話した。外科的攻撃とは、あたかも執刀医がメスで患部をえぐり出すように、攻撃目標以外の周辺の被害を最小化する特殊作戦を意味する。イスラエルの地上作戦が本格化すれば民間人の被害が避けられないだけに、事前にこれを最小化する戦略ということだ。
ロイター通信などによると、イスラエル側はガザ地区の住民にビラを散布して疎開令を強化している。必要に応じて地上作戦の過程でイスラエル兵力が住民に避難を警告する可能性もある。FPは「イスラエルが現役米陸軍兵力の3分の2にのぼる30万人の予備軍を動員しただけに、条件が許せばこうした作戦が可能」と指摘した。
「ハマス、北朝鮮のトンネル戦術を使用か」…イスラエル「人質救出作戦」のカギ(2)
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