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<杭州アジア競技大会>日本も下した…「7戦7勝」韓国サッカー、アジア大会史上初の3連覇

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

黄善洪(ファン・ソンホン)監督

サッカー韓国24歳以下(U-24)代表チームが韓日戦で勝利し杭州アジア大会で金メダルを獲得した。韓国はアジア大会初の大会3連覇も達成した。

黄善洪(ファン・ソンホン)監督率いる韓国は7日、中国・杭州で行われた男子サッカー決勝で、チョン・ウヨンとチョ・ヨンウクの連続ゴールに力づけられ2-1で逆転勝ちを収めた。2014年の仁川(インチョン)大会、2018年のジャカルタ・パレンバン大会で優勝した韓国は、アジア大会3連続で金メダルを手にした。

韓国はまた、2大会連続で日本を破って金メダルを取った。韓国と日本は2018年のジャカルタ・パレンバン大会でも決勝で対戦した。当時は韓国が延長戦の末に2-1で勝った。


韓国代表チームは試合力をめぐる議論も克服した。昨年6月のアジアサッカー連盟(AFC) 23歳以下アジアカップ準々決勝で日本に0-3で完敗した。当時韓国は主軸メンバーが全員出場したが日本は2歳若いU-21代表チームが参加した。また、今年6月には中国で2度の親善試合を行ったが1勝1敗にとどまり試合力をめぐる議論に包まれた。しかし韓国代表チームは今回の優勝で実力を立証した。今回は完ぺきな優勝と言えるほどの大会だからだ。韓国は決勝までの7試合で27得点3失点という圧倒的な試合力を誇示した。

金メダルを取った韓国代表チーム選手22人は全員兵役免除の恩恵を受ける。彼らは基礎軍事訓練を受けた後、34カ月間にわたり芸術・体育要員として服務し、544時間の奉仕活動を履修すれば兵役の義務を終える。現在の金泉尚武(キムチョン・サンム)で軍服務中のチョ・ヨンウクは早期転役する。彼は現在上等兵だ。ゴールキーパーのキム・ジョンフンは韓国選手で唯一グラウンドを踏まずに金メダルと兵役免除の恩恵を同時に受ける珍記録を作った。チョン・ウヨンは8ゴールで得点王となった。

韓国はこの日、看板攻撃手チョ・ヨンウクを最前方に出した。左サイドの攻撃手には主得点源のチョン・ウヨンが、ストライカーにはコ・ヨンジュンが出場した。イ・ガンインは右サイド攻撃手で出た。ウズベキスタンとの準決勝で足首を負傷したオム・ウォンサンのポジションだ。イ・ガンインはサイドを好むが、今大会ではセンターで出続けた。

ミッドフィールドはキャプテンのペク・スンホとチョン・ホヨン、フォーバック守備は左サイド守備にパク・ギュヒョン、右サイド守備にはファン・ジェウォンが出場した。中央守備はワイルドカード(24歳超過選手)のパク・ジンソプとイ・ハンボムが、ゴールキーパーはイ・グァンヨンが責任を負った。日本は年齢制限基準である24歳より2歳若い2001年生まれで代表チームを構成した。客観的な戦力で韓国がリードすると分析されていた。だが蓋を開けてみると状況は違った。

韓国は試合序盤に失点を許した。試合開始とともに押し寄せてきた日本は前半2分に佐藤 恵允がペナルティボックス左側からクロスを上げた。ボールはゴール前で守備の後に流れ重見柾斗がゴールポスト右側の内野航太郎内野につないだ。内野は落ち着いて右シュートでゴールネットを揺さぶった。韓国が今大会で初めて許した先制ゴールだ。

失点後大きく慌てた韓国はその後も日本に主導権を渡したまま苦戦した。水中戦も変数だった。この日杭州は終日雨が降った。だが時間が流れ韓国は落ち着きを取り戻した。結局韓国は前半27分に同点ゴールを決めた。ファン・ジェウォンの右クロスをチョン・ウヨンがヘディングで同点ゴールにつなげた。

前半を1-1で終えた韓国は後半戦で本格的に攻勢に出た。体格と体力で日本を上回ってだ。前半戦の正確なパスと活動量で韓国の守備を圧迫した日本はなかなか攻撃の機会をつかむことができなかった。着実に日本ゴールを攻めた韓国は後半11分についに逆転ゴールを生み出した。ハーフラインから爆発的なドリブルで日本の守備を突破したファン・ジェウォンがチョン・ウヨンを経てゴールに駆けつけたチョ・ヨンウクにつないだ。チョ・ヨンウクは相手とのもみ合いでバランスを失う状況でも右シュートでゴールネットを揺さぶった。

主導権を握った韓国はその後は大きな危機なく試合をリードした。日本は選手交代を通じて雰囲気反転を狙ったが、韓国の堅固な組織力に阻まれた。むしろ黄監督はオム・ウォンサンとソン・ミンギュを投じて攻撃を強化し、最後の瞬間まで優勢な試合展開で勝機を確実なものにした。



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