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文前大統領「南北関係、再び真っ暗なトンネルの中に…対話の努力さえなくて心配」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅(ムン・ジェイン)前大統領

文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が2007年盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が発表した10・4南北共同宣言16周年を迎えてメッセージを出し「南北関係が再び暗いトンネルの中に入った」と懸念を示した。

文元大統領は4日「今日は韓半島(朝鮮半島)に平和の地図を描き、繁栄の未来を構想した10・4南北共同宣言の意味を再確認する日」とフェイスブックにコメントを残した。

文前大統領は「その歴史的宣言以降、11年の長い空白と退行があった」としながらも「平和を願う国民の念願が4・27板門店(パンムンジョム)宣言と9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言で蘇ることで、我々が望む目標に一歩近づくことができた」と2018年南北首脳会談の成果を評価した。


同時に「南北関係が再び前が真っ暗な暗いトンネルの中に入っている」として「対立が激化する国際秩序の中で韓半島の緊張がますます高まっているが、先行きが見えず対話の努力さえなく心配が大きい」と懸念を示した。

また「国民がともに切実に平和を願って力を合わせれば、より早く闇の時間を終えて明るい未来へ進むことができる」とし、「そうしてこそ、再び対話の扉が開かれ、平和の時計が回り、10・4宣言が構想した平和繁栄の韓半島時代が夢ではなく現実として近づくだろう」と呼びかけた。



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