杭州アジア競技大会のマスコット
柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督が率いる韓国野球代表は1日、中国浙江省紹興でグループリーグB組の初戦に臨み、香港に10-0で8回コールド勝ちした。7回まで3得点にとどまったが、8回裏の攻撃で7得点し、コールドゲームの要件(5回以降15点差、7回以降10点差)を満たした。
先発投手の元兌仁(ウォン・テイン、サムスン)が4イニングを1被安打8奪三振無失点と好投した。その後、鄭又栄(チョン・ウヨン、LG)-崔智旻(チェ・ジミン、起亜)-チャン・ヒョンソク(馬山龍馬高)-朴英賢(パク・ヨンヒョン、KT)が1イニングずつ無失点に抑えた。
韓国は1回裏に先制した。一死から崔知訓(チェ・ジフン、SSG)の安打、暴投、四球などで二死一、二塁とし、文保景(ムン・ボギョン、LG)がライト前にタイムリーを放った。その後の攻撃では2回裏に一死二塁、3回裏に無死一、二塁のチャンスを生かせず、勢いに乗れなかった。特に3回裏には審判の未熟な判定のため試合が20分間ほどストップした。
韓国は4回裏に追加点を挙げた。尹橦熙(ユン・ドンヒ、ロッテ)と朴成韓(パク・ソンハン、SSG)の連続安打と金盛閏(キム・ソンユン、サムスン)の四球で満塁とした後、金慧成(キム・ヘソン、キウム)が2打点二塁打でスコアを3-0とした。
しかしその後は無得点が続いた。6回裏の無死一、二塁のチャンスも得点なく終わった。7回表には唯一の高校生のチャン・ヒョンソクが死球を与え、暴投などで失点の危機を迎えたが、無失点で切り抜けた。
韓国は8回裏に打線が爆発した。一死後、金慧成の二塁打、崔知訓(チェ・ジフン)の内野安打で一、三塁とし、盧施煥(ノ・シファン、ハンファ)のライト前ヒットで追加点を挙げた。姜白虎(カン・ベクホ、KT)の四球で一死満塁となった場面では文保景が押し出しとなる四球を選び、尹橦熙の2打点二塁打、朴成韓の犠牲フライが続いた。結局、打者一巡でまた打席に入った金慧成のタイムリーで10点に到達し、韓国のコールド勝ちとなった。
韓国は2日、同じ場所で今大会の最大の難敵、台湾とグループリーグ第2戦を行う。台湾はタイに12-1で7回コールド勝ちし、1勝をマークした。
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