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ロシア軍の誤認砲撃で味方兵士27人死亡・34人負傷

ⓒ 中央日報日本語版

ロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナ・クピャンスク地域の建物が燃えている。[ウクライナ国防総省X(旧ツイッター) キャプチャー]

ロシア軍が戦闘中に味方に対する最悪の誤認砲撃で60人余りの死傷者が発生したという報道があった。

14日(現地時間)、テレグラフなど外信はウクライナ東部ドネツィク(ドネツク)のセルゲイ・プロコフィエフ国際空港に近いOpytne村から急きょ撤収することになったロシア兵士60人余りが、味方の砲撃を受けて死傷したと報じた。

このような報道は10日にウクライナ国会議員のYuriy Mysiagin氏が初めてテレグラムを通じて明らかにし、その後ロシアの軍事ブロガーやウクライナメディア「Kyiv Post」などが相次いで伝えた。


Mysiagin氏は「事件はロシア軍が『もっと有利な位置に後退』という主張の下、Opytne村から急きょ撤収する過程で発生した」としながら「当時すべてのロシア兵士がまとまって後退できない混乱した状況で、ロシア軍の大規模砲撃が加えられた」と主張した。続いて「この過程でロシア兵士27人が命を落とし、けが人は34人が発生した」としながら「特にけが人の約半分は腕や足が吹っ飛んだ」と強調した。軍事専門家はこのような内部の誤認攻撃がロシア兵士の間のコミュニケーションに問題があるためだとしている。

実際、昨年11月には戦死したロシア兵士の相当数が味方の攻撃で命を失ったという主張があった。このような主張は特に親ロシア分離主義勢力のドネツィク人民共和国(DPR)のアレクサンダー・ホダコフスキー司令官の口を通じて伝えられた。ホダコフスキー氏は「南部マリウポリを陥落した昨年5月、ロシア軍損失の60%はロシア軍によって発生していた」としながら「迫撃砲部隊が電子標的システムを使用できなかったせいで味方に向かって砲撃を加え、通信不良も深刻で(適切な状況の把握ができないまま)味方のタンクの経路に地雷を設置したりした」と明らかにしていた。



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