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公然わいせつ罪で警察の取り調べを受けた歌手ファサ…保護者団体「バーバリーマンより悪影響」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ガールズグループMAMAMOOのメンバーであるファサを公然わいせつ罪で告発した保護者団体代表が「ファサのわいせつなしぐさがバーバリーマンよりさらに大きな悪影響を及ぼした」とし、ほぼテロ(暴力)の水準だと批判した。

学生保護者人権保護連帯のシン・ミンヒャン代表は11日、CBSラジオ番組『キム・ヒョンジョンのニュースショー』で「5月12日、ファサの成均館(ソンギュングァン)大学学園祭での振り付けは脚を横に開いて座り、主要部位を手でなでるまねをした」とし「この行為は刑法第245条の公然わいせつ罪のわいせつ行為に当たるため、6月22日に告発した」と話した。

司会者が「大学学園祭だったが、テレビ番組にも連携された状況だった。現場に大学生だけでなく、幼い子供たちも見ていたとみて告発したのか」と聞くと、シン代表は「成均館大学の学園祭に小学生または中高校生が行ったかどうかは後で明らかになるが、他の公演映像を見た時、小学校高学年ではなく約3、4年生に見える生徒もあの公演を見て(いたようだ)」と話した。


司会者が「バーバリーマンなど不特定多数が見られる場所でわいせつな行為をしたのが公然わいせつ罪だが、ファサの行為もそれに準ずる水準だったと考えるか」と言うと、シン代表は「事案によってバーバリーマンの場合、軽犯罪処罰法第3条第1項第33号で処罰を受けるというが、ファサの行為は不特定多数、大衆がより多く見ていたため、ある面では悪影響がより大きい」と主張した。

また、公演をすべて問題視する場合、ダンスの振り付けは何もかもわいせつ罪になりかねないという懸念に対して「過剰対応という批判の声があるということは承知しているが、パフォーマンスだといっても場所と対象を考えて行われるべきだ」とし「予想できぬところで多数を相手にテロのように行われてはならない」と話した。

また「アイドルがエロいダンスを踊ったといっても性交類似行為だとは言わない。だが、ファサの行為自体は性交類似行為だった」と話した。

さらに「ファサが自身に悪質コメントが殺到していると訴えるが、大衆がファサから受けた傷に対してはなぜ責任を負わないのか」として「ファサの反省しない様子にとても困惑している」と話した。

反面、この日の番組に出演した大衆文化評論家のキム・ホンシクさんは「学園祭の当事者である大学生が問題を感じたとすれば公論化が正しいが、今回の告発は現場にもいなかった第3者である保護者団体が進めた」と話した。

また、「『モンスターペアレント』(子供に対する過剰保護で無理な要求をしたり不平・不満を言う保護者をモンスターに例えた表現)が芸術的自由に対して過度に介入した事例」と指摘した。

また、大人が集まった大学学園祭の舞台という特殊性を考慮しなければならないと話した。

キムさんは「小学生が平均人ではない」として「大学生たちを中心にひとまず判断するのが私は正しいと思う。羞恥心を感じた対象が誰だったのかを考える必要がある。保護者団体側ではそれを判断して告発したが、それを(大学の)学生たちが告発した事例ではないと聞いている」と明らかにした。

一方、ファサはこの告発の件で最近警察の取り調べを受けた。

10日、警察などによると、ソウル城東(ソンドン)警察署は最近ファサを被告発人身分で召喚して約3時間程度取り調べた。

警察は近いうちに公然わいせつ罪の疑いでファサを送致するかどうかを決める方針だ。



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