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【韓半島平和ウォッチ】新たな段階に入った韓日関係、未来世代の負担にならないためには(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆「包容」は峻厳な審判を同伴

一方、正義の回復に対する観点も変える必要がある。包容は容赦ではない。決して免罪符を与えるものではなく、むしろ包容は峻厳な審判を同伴する。過去執着的な責任追及から未来志向的な包容の審判台に観点を移して正義を実現することだ。

包容的決断で未来に向けた和解のロードマップが作られれば、ここから離脱したり逆行したりしようとする思考と行為、言い換えれば事実を否定したり隠したりして記憶を妨害する行為、約束を破棄したり希釈したりして包容を色あせるようにする行為に対しては、普遍的価値と信義誠実の原則に基づき容赦なく審判台に立たせる。これは、もうすぐ来る被害者がいない時期に歴史和解を持続していく残された人たちの役割だ。日本国内の正義意識を持つ人たちと連帯し、さらに普遍的価値を共有する世界市民とも同行することだ。


包容的決断後に関係改善の進入口に入った今、一方では昇華を通じて傷を治癒し、包容の審判台で正義を回復し、友好的な関係を強化しながら、別の一方では韓日新条約を締結することになれば、歴史和解は新たな段階に飛躍するだろう。

朴鴻圭(パク・ホンギュ)/高麗大政治外交学科教授


【韓半島平和ウォッチ】新たな段階に入った韓日関係、未来世代の負担にならないためには(1)

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