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「金正恩・プーチン、10-13日に会う見通し」…平壌軍事パレードには中国代表団訪問(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2019年4月、沿海州南端ハサン駅で特別列車から下車する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長。 [沿海州州政府ホームページ]

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が10-13日にロシア・ウラジオストクで開催される東方経済フォーラム(EEF)でプーチン露大統領と首脳会談をするいう見方が具体化している。ロシアは武器など軍需品を確保する一方、北朝鮮は軍事技術と食料を受ける可能性が高い。

◆金委員長の訪露の可能性 次々と提起

NHKは7日、ロシア政府の関係者を引用し、「極東連邦大を含めロシア極東地域で露朝首脳会談開催が調整されている」として「軍の関連施設を訪問することも検討されている」と報じた。4日(現地時間)に米ニューヨークタイムズ(NYT)が初めて報道した後、米政府がこれを事実上確認した中、NHKまでが会談の調整状況を伝えたのだ。ブルームバーグ通信も5日、関連計画に詳しい情報筋を引用し、「金正恩委員長がウラジオストクを訪れてプーチン大統領と会うとみられる」と報じた。ただ、日程と動線がすでに露出した中、金委員長が計画を変更する可能性は依然として残っている。


ロシア大統領府のペスコフ報道官は7日(現地時間)、金委員長のロシア訪問の可能性について「言うことはない」としながらも「我々は北朝鮮と我々だけの関係を結んでいる。我々はこの関係を価値あるものと考えていて、彼らは我々の隣国だ」と話した。また「我々は他国の意見を考慮せず、彼らとの関係を発展させる」と強調した。

金委員長のロシア訪問が実現する場合、ロシア太平洋艦隊所属の海軍艦艇が停泊している33番埠頭やボストチヌイ宇宙基地を訪問する可能性がある。露朝が事実上、金委員長が望む原子力潜水艦・衛星など軍事技術と武器を交換する「ビッグディール」を認める動きだ。

統一研究院のホン・ミン研究委員は「ロシア太平洋艦隊の戦略核推進潜水艦(SSBN)停泊地を金正恩とプーチンが共に訪問し、韓日米に牽制メッセージを投じた後、近いうちに東海(トンヘ、日本名・日本海)とウラジオストク近隣で合同海上訓練までする可能性がある」と述べた。

続いて「海軍力の増強に拍車を加える金正恩としてはロシアとの訓練が戦力補強と作戦領域拡大の側面でプラスであり、プーチンも太平洋へ向かう通路は絶対に譲歩できないという意志を表すことができる」と話した。

◆合同訓練に懐疑的な見方も

半面、露朝または露中朝合同訓練に懐疑的な見方も少なくない。2005年から連合訓練をしてきた中露とは別に北朝鮮は外国と連合訓練を実施した前例がない。外交筋は「北の軍の資産と戦力現況が外部に露出し、北の軍人の外部接触も避けられなくなるが、果たして北の当局がこれを認めるか疑問だ」と指摘した。

金委員長のロシア訪問日程はまだ確実でない。9日に北朝鮮の政権樹立記念日(9・9節)75周年閲兵式(軍事パレード)を開催し、翌日の10日早朝に直ちにウラジオストクに向けて出発するか、または11日早朝に出発する可能性がある。金委員長が新型コロナ以前に最後に海外に出た2019年4月のロシア訪問当時も、早朝に専用防弾列車「太陽号」に乗って陸路で移動するルートを選択した。



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