ガールズグループF(x)出身の女優・故ソルリさん
5日オンラインで開かれた第28回釜山国際映画祭の記者会見では、今回の映画祭で公開される主要作品について発表した。
この日、執行委員長代行のナム・ドンチョル首席プログラマーは故人の最後のインタビューが入った『ジンリへ』が公開されると明らかにした。
該当作品は『ペルソナ:ソルリ』というタイトルで大衆に知られた。
歌手兼女優IUが出演した『ペルソナ -仮面の下の素顔-』の2作目のシリーズで、5人の監督がソルリさんからインスピレーションを得て作った短編映画5編をまとめて製作する計画だった。だが、2019年10月ソルリさんが亡くなり製作が中止され、未公開で残っていた。
『ジンリへ』というタイトルのこの映画は釜山国際映画祭の「ワイドアングルドキュメンタリーショーケース」部門に選ばれた。故人の最後のインタビューが入った作品として知られただけに、今回の釜山国際映画祭での初公開に多くの関心が集まるものとみられる。
一方、ソルリさんは2005年SBSドラマ『薯童謡(ソドンヨ)』に出演し、子役として芸能界にデビューした。
2009年にはガールズグループF(x)のメンバーとして歌謡界に再びデビューし、『LA chA TA』『Rum Pum Pum Pum』『Red Light』などの曲で人気を集めた。2015年にはチームから脱退し、女優とタレントとして活動に集中してきたが、2019年10月25歳で亡くなった。
第28回釜山国際映画祭は10月4日から13日まで釜山映画の殿堂一帯で開催される。開幕作『韓国が嫌いだから』をはじめ69カ国から209本の公式招待作とコミュニティビーフ(BIFF)60本まで計269本が公開される。
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