北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が今月中にロシアを訪問し、ロシアのプーチン大統領と兵器取引問題を話し合うと、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)が4日(現地時間)報じた。
NYTはこの日、米政府関係者などを引用して「金委員長が今月ロシア訪問計画を検討しており、平壌(ピョンヤン)から武装列車に乗ってロシアのウラジオストクに移動し、プーチン大統領と会談する」と伝えた。金委員長がモスクワに行く可能性もあるが、これは確実ではない」と述べた。
同紙によると、プーチン大統領は北朝鮮がロシアに砲弾と対戦車ミサイルを引き渡すことを求め、北朝鮮はその見返りで人工衛星や原子力潜水艦などの核開発技術を提供することを希望している。
米当局者によると、金委員長とプーチン大統領は10日から13日までウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに出席するという。彼らは極東連邦大学のキャンパスを一緒に訪問する予定だ。また、金委員長はロシア太平洋艦隊司令部所属の海軍艦艇が停泊している33番埠頭も訪問する計画だとNYTは伝えた。東方経済フォーラム開幕式前日の9日は、北朝鮮政権樹立日(9・9節)だ。
金委員長の訪露をめぐる論議は、今年7月のセルゲイ・ショイグ国防相の訪朝時に初めて提案されたものと米政府は見ている。金委員長がロシアとの軍事協力の強化を提案し、プーチン大統領の訪朝を要請すると、ショイグ国防相が金委員長の訪露を提案したという。これに先立って、金委員長は2019年4月、列車に乗ってウラジオストクを訪問し、プーチン大統領と初の首脳会談をしたことがある。米政府は最近、ロシアのショイグ国防相の7月の訪朝に続き、金委員長とプーチン大統領が書簡を交換して以来、朝露間の武器取引交渉が進展していることを明らかにした。
金委員量が訪露期間中にボストチヌイ宇宙基地を訪問する可能性もあると、米政府関係者は伝えた。ウラジオストクから北に約1500キロ離れたボストチヌイ宇宙基地は、ロシアが賃貸中のカザフスタンのバイコヌール宇宙基地への依存度を減らそうと新たに建設した先端宇宙基地で、2016年初のロケット発射が行われた。
これに先立ち、北朝鮮政府代表団20人が先月末、列車で平壌を出発してウラジオストクに移動した後、飛行機に乗り換えてモスクワに向かったが、これは金委員長が訪露を真剣に考慮していることを示唆するとNYTは伝えた。
米国家安全保障会議(NSC)当局者もNYTの報道確認を求める中央日報の質問に「金委員長がロシアとの武器取引交渉を首脳級で継続議論することを期待しているという情報を米国政府が確保した」と明らかにした。米ホワイトハウスNSC側は「我々が公に警告してきたように、ロシアと北朝鮮間の兵器交渉が積極的に進展している」と述べた。NSC側は「先月、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が北朝鮮がロシアに砲弾を販売するように説得するために北朝鮮を訪問した」とし「金正恩氏がロシアでの首脳級外交接触を含め、このような対話が続くことを期待しているという情報がある」と述べた。そして「我々は北朝鮮がロシアと兵器交渉を中止し、ロシアに兵器を提供、または販売しないとした公開約束を守ることを促す」と強調した。
NYTはこの日、米政府関係者などを引用して「金委員長が今月ロシア訪問計画を検討しており、平壌(ピョンヤン)から武装列車に乗ってロシアのウラジオストクに移動し、プーチン大統領と会談する」と伝えた。金委員長がモスクワに行く可能性もあるが、これは確実ではない」と述べた。
同紙によると、プーチン大統領は北朝鮮がロシアに砲弾と対戦車ミサイルを引き渡すことを求め、北朝鮮はその見返りで人工衛星や原子力潜水艦などの核開発技術を提供することを希望している。
米当局者によると、金委員長とプーチン大統領は10日から13日までウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに出席するという。彼らは極東連邦大学のキャンパスを一緒に訪問する予定だ。また、金委員長はロシア太平洋艦隊司令部所属の海軍艦艇が停泊している33番埠頭も訪問する計画だとNYTは伝えた。東方経済フォーラム開幕式前日の9日は、北朝鮮政権樹立日(9・9節)だ。
金委員長の訪露をめぐる論議は、今年7月のセルゲイ・ショイグ国防相の訪朝時に初めて提案されたものと米政府は見ている。金委員長がロシアとの軍事協力の強化を提案し、プーチン大統領の訪朝を要請すると、ショイグ国防相が金委員長の訪露を提案したという。これに先立って、金委員長は2019年4月、列車に乗ってウラジオストクを訪問し、プーチン大統領と初の首脳会談をしたことがある。米政府は最近、ロシアのショイグ国防相の7月の訪朝に続き、金委員長とプーチン大統領が書簡を交換して以来、朝露間の武器取引交渉が進展していることを明らかにした。
金委員量が訪露期間中にボストチヌイ宇宙基地を訪問する可能性もあると、米政府関係者は伝えた。ウラジオストクから北に約1500キロ離れたボストチヌイ宇宙基地は、ロシアが賃貸中のカザフスタンのバイコヌール宇宙基地への依存度を減らそうと新たに建設した先端宇宙基地で、2016年初のロケット発射が行われた。
これに先立ち、北朝鮮政府代表団20人が先月末、列車で平壌を出発してウラジオストクに移動した後、飛行機に乗り換えてモスクワに向かったが、これは金委員長が訪露を真剣に考慮していることを示唆するとNYTは伝えた。
米国家安全保障会議(NSC)当局者もNYTの報道確認を求める中央日報の質問に「金委員長がロシアとの武器取引交渉を首脳級で継続議論することを期待しているという情報を米国政府が確保した」と明らかにした。米ホワイトハウスNSC側は「我々が公に警告してきたように、ロシアと北朝鮮間の兵器交渉が積極的に進展している」と述べた。NSC側は「先月、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が北朝鮮がロシアに砲弾を販売するように説得するために北朝鮮を訪問した」とし「金正恩氏がロシアでの首脳級外交接触を含め、このような対話が続くことを期待しているという情報がある」と述べた。そして「我々は北朝鮮がロシアと兵器交渉を中止し、ロシアに兵器を提供、または販売しないとした公開約束を守ることを促す」と強調した。
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