西側では中国との関係悪化で警戒心理が拡散している。米国務省は国民に対して「中国政府は現地の法律を恣意的に執行し、不当に拘禁する危険がある」とし、中国本土への渡航再考を勧告している。オーストラリア政府も自国民に対して訪中の際の注意を促している。特に中国がスパイ行為の範囲を大幅に拡大した反スパイ法などを7月に施行し、外国人の安全に対する懸念がさらに高まった。
米国ペンシルベニアにある旅行会社社長はWSJに「新型コロナ以前は当社を通じて年間1500人ほどが中国観光に行ったが、最近では中国旅行の申し込みが1件もない」と話した。ボストンでビジネスコンサルタントをしているマット・ケリーさんは「15年前の中国旅行は思い出に残っているが、今はもう行きたくない。中国の反西側政治状況のため不安だ」と話した。業界では中国出張を敬遠する雰囲気だという。
「拘禁されたらどうするのか」恐れ…観光客の足が途絶えた中国「外国人を見かけるのは珍しい」(1)
米国ペンシルベニアにある旅行会社社長はWSJに「新型コロナ以前は当社を通じて年間1500人ほどが中国観光に行ったが、最近では中国旅行の申し込みが1件もない」と話した。ボストンでビジネスコンサルタントをしているマット・ケリーさんは「15年前の中国旅行は思い出に残っているが、今はもう行きたくない。中国の反西側政治状況のため不安だ」と話した。業界では中国出張を敬遠する雰囲気だという。
「拘禁されたらどうするのか」恐れ…観光客の足が途絶えた中国「外国人を見かけるのは珍しい」(1)
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