資料写真 [Pixabay]
27日(現地時間)、AP通信によると、機械整備士のリズ・モナホン氏は基地で一時交際していた男性から性暴力の範疇を越え、命まで脅かされたと主張した。モナホン氏は「生き残らなければならないと思った」とし、「どこでも彼が近付いてきたら隠し持っていたハンマーを振り回そうと思った」と説明した。
米国国立科学財団(NSF)が資金提供・監督するマクマード基地には、レイドスなど研究業務を受注した多数の業者の職員が駐在している。基地の人口は南半球の冬は200~300人で、夏には1000人余りに増えるが、70%は男性だ。現地に警察や留置場はなく、武装した連邦法執行官1人が治安を担当している。
AP通信は、ここでマッチョ的文化が広がっており、男性が女性に言葉の性的暴力を加えることが多く、性的暴行や命を脅かすことも続出したと裁判所の文書、内部の聞き取り資料、関係者のインタビューなどを基に報じた。また、被害を訴えても黙殺されたり不利益を受けると指摘した。
報道によると、給食労働者だったある女性は男性の同僚に性的暴行を受けたと上司に告発したが、むしろ非難されるだけで2カ月後に解雇された。このような状況を正そうと努力した管理職員も本社から問題を大きくするなという指示を受けた後、共に解雇された。
NSFは性暴力問題の深刻性を認知し、対応に乗り出した。
NSFが昨年発刊した報告書によると、マクマード基地にいた女性59%がセクハラや性的暴行を受けたとアンケートで答えた。女性72%は、そのような行動は南極だから発生する問題だと指摘した。
NSFはレイドスにセクハラや性的暴行など深刻な保健・安全事件を直ちに報告するよう指示した。さらに、性暴力申告を受け付ける事務所を開設し、被害者に保安の下で弁護人を提供することにし、24時間相談電話を開通したと明らかにした。
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