北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の顔写真をあしらったTシャツを販売した会社が、国家保安法違反で告発された。
市民団体「公権力監視センター」と「正しい社会市民会議」など6団体は25日、ソウル警察庁に金正恩氏のTシャツを販売したキム氏など2人を国家保安法第7条利敵表現物製作、販売罪などで告発した。販売仲介会社である最大手ポータルサイト「ネイバー(NAVER)」とeコマース会社「クーパン(Coupang)」も告発対象に含めた。
金正恩氏が描かれたTシャツを販売した会社は金正恩氏の笑う姿が撮られた写真とともに「トンム(仲間という意味)、花道だけを歩け」という文字が書かれたTシャツを販売した。金正恩氏のTシャツの中でも一部は「無駄な金正恩委員長のTシャツ」と言って金正恩委員長を風刺するような内容もあった。Tシャツの価格は1枚に1万4900ウォン(約1650円)で、昨年から販売を始め、約200枚が販売されたという。
同社はブランド品「グッチ(Gucci)」のロゴをパロディーした「アグチム(アンコウの蒸し煮)」Tシャツなど、様々なパロディーの衣類を販売している。
彼らを告発した市民団体は、該当Tシャツが国家保安法で定められた「利敵表現物」だと主張する。
保守団体は「反国家団体の首魁を称賛、宣伝する行為は大韓民国を転覆させようとする勢力に対する警戒心を下げ、結局国家安保に対する空白を招く」とし「該当Tシャツは金正恩氏に対する親密感を増進する姿から、反国家団体の首魁を称え、宣伝することで結果的に自由民主的基本秩序を危うくしかねない」と主張している。
また、クーパンとネイバーに対しても「利敵表現物の販売を正当化し、被告発人の犯罪行為を制止しない行為であり、これは国家保安法違反」と話した。
現在、クーパンとネイバーでは該当商品が販売中止された。
市民団体「公権力監視センター」と「正しい社会市民会議」など6団体は25日、ソウル警察庁に金正恩氏のTシャツを販売したキム氏など2人を国家保安法第7条利敵表現物製作、販売罪などで告発した。販売仲介会社である最大手ポータルサイト「ネイバー(NAVER)」とeコマース会社「クーパン(Coupang)」も告発対象に含めた。
金正恩氏が描かれたTシャツを販売した会社は金正恩氏の笑う姿が撮られた写真とともに「トンム(仲間という意味)、花道だけを歩け」という文字が書かれたTシャツを販売した。金正恩氏のTシャツの中でも一部は「無駄な金正恩委員長のTシャツ」と言って金正恩委員長を風刺するような内容もあった。Tシャツの価格は1枚に1万4900ウォン(約1650円)で、昨年から販売を始め、約200枚が販売されたという。
同社はブランド品「グッチ(Gucci)」のロゴをパロディーした「アグチム(アンコウの蒸し煮)」Tシャツなど、様々なパロディーの衣類を販売している。
彼らを告発した市民団体は、該当Tシャツが国家保安法で定められた「利敵表現物」だと主張する。
保守団体は「反国家団体の首魁を称賛、宣伝する行為は大韓民国を転覆させようとする勢力に対する警戒心を下げ、結局国家安保に対する空白を招く」とし「該当Tシャツは金正恩氏に対する親密感を増進する姿から、反国家団体の首魁を称え、宣伝することで結果的に自由民主的基本秩序を危うくしかねない」と主張している。
また、クーパンとネイバーに対しても「利敵表現物の販売を正当化し、被告発人の犯罪行為を制止しない行為であり、これは国家保安法違反」と話した。
現在、クーパンとネイバーでは該当商品が販売中止された。
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