朝日新聞は25日、放出に対する太平洋沿岸国の反応を大きく3つに分類した。日本政府の放出方針に対して支持や了解の立場を明らかにした米国・オーストラリア・フィリピンなどは「O」、政府レベルで抗議して日本産水産物輸入禁止を拡大した中国・香港、反対の立場を明らかにした北朝鮮は「X」にそれぞれ分類した。また、基準が守られるかなど綿密に点検するとした韓国と内部で隔たりがあると明らかにした太平洋島国はその中間の「△」で表示した。
興味深いのは各国が福島第1原発から放出された汚染水に対する表現でもそれぞれ差がある点だ。日本政府と東京電力は「処理水(treated water)」という表現を使用している。原子炉の冷却などに使用されて放射性物質が含まれた汚染水(contaminated water)を多核種除去設備(ALPS)を利用して放射性物質を一次除去した後、その処理水を海水で薄めて放出するという事実を浮き彫りにするための用語選択と推定される。
<福島汚染水放出>太平洋沿岸国・メディアの反応(2)
興味深いのは各国が福島第1原発から放出された汚染水に対する表現でもそれぞれ差がある点だ。日本政府と東京電力は「処理水(treated water)」という表現を使用している。原子炉の冷却などに使用されて放射性物質が含まれた汚染水(contaminated water)を多核種除去設備(ALPS)を利用して放射性物質を一次除去した後、その処理水を海水で薄めて放出するという事実を浮き彫りにするための用語選択と推定される。
<福島汚染水放出>太平洋沿岸国・メディアの反応(2)
この記事を読んで…