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24時間運行する米国無人タクシーで性関係…「移動するラブホテル」懸念

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]

米国サンフランシスコで24時間運行している無人タクシー(ロボタクシー)が「動くラブホテル」として利用される恐れがあるという懸念が出てきた。

現地メディア「サンフランシスコスタンダード(The San Francisco Standard)」は11日(現地時間)、ロボタクシー内で性関係を持ったという利用者4人とのインタビューを通じてこのような懸念を提起した。

GMの自動運転車「クルーズ(Cruise)」とGoogleのウェイモ(Waymo)は2022年からサンフランシスコで夜間に限定してロボタクシーを運行してきたが、今月10日に24時間運行許可を取得した。クルーズは夜間は300台、昼間には100台の車両を運行している。ウェイモは250台を運行中だ。


同メディアはロボタクシー内で性行為を行っているのに誰もこれに対して言及しないと伝えた。

アレックスという仮名の約30代男性乗客はロボタクシーで性関係を3回持ったと明らかにした。アレックスは「私が先駆者(trailblazer)かもしれない」とし「自動運転タクシーがこうしたことができる場所という事実に気づくのも面白い」と自慢した。

メーガンという20代女性乗客は「理想的ではないが、私たちは公共場所にいてそれが禁止されていることだと知りもっと面白く興味深く感じた」と話した。

このような経験談は数年前にロボタクシーが性関係場所に利用されかねないと提起された懸念が現実化していることを示している。

2018年「観光研究年鑑(The Annals of Tourism Research)」というジャーナルに掲載されたある報告書は「時間単位で利用されるホテルが自動運転車両に代替される可能性が高い」と観測することもした。

2019年には自動運転装置であるオートパイロットを利用して移動するテスラで性行為を行っているカップルの映像が拡散したことがある。当時、同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「我々が想像していたものよりもオートパイロットを使用できる方法がさらに多いことが明らかになった」とし「こうなることを知っておくべきだったが…」とツイートしていた。

クルーズとウェイモの車両には外部だけでなく内部にもカメラとマイクが設置されている。このような機器は乗客の安全やサポートのために使われ、マイクの場合、搭乗者のサポート通話の間だけ活性化されると両社は説明した。

しかし無人タクシー内の性関係は利用規定に違反したものである可能性があると同メディアは伝えた。

クルーズは「利用者がサービスを利用するためには不法行為や不適切な行動をしないという規則に署名しなければならない」とし「これに違反する利用者には、アカウント停止または削除など適切な措置が下される」と説明した。



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