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日本国内の最後の生存愛国志士、韓国に帰国 「感慨無量、祖国で死なないと…」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

オ・ソンギュ愛国志士が1990年に受章した建国勲章愛族章。光復軍時期の仮名であるチュ・テソクになっている。キム・ヒョンイェ東京特派員

日本国内の最後の生存愛国志士として、「韓国光復軍第3支隊」で活動したオ・ソンギュさん(100)が13日、故国に戻った。オさんはこの日、東京羽田空港を出発して金浦(キンポ)空港を通じて入国した。

車椅子に乗り、国家報勲部の朴敏植(パク・ミンシク)長官をはじめとする政府代表団と共に入国ゲートに姿を見せたオさんは歓迎する多くの人々を見て感激した表情で「あまりにも感慨無量で言葉が出ない。ありがとう」とし「私は日本で死ねない。自分の国に来て死なないと…」とし、人生の最後は祖国で過ごしたいとの趣旨で話した。

オさんは国防部儀仗隊の愛国歌演奏が始まると太極旗に向かって敬礼した。韓国こども歴史合唱団はオさんが光復軍服務当時に歌った「光復軍第3支隊」を歌った。


オさんは歓迎行事直後、ソウル顕忠院に移動してキム・ハッキュ光復軍第3支隊長の墓地を参拝し、挙手敬礼で帰国申告をした。11日に東京に訪ねてきた朴長官にオさんが「光復軍第3支隊隊員として活動したので第3支隊長であるキム・ハッキュ将軍の墓地で必ず帰国申告をしたい」と要請して行われた。

1923年生まれのオさんは日帝強占期に中国満州奉天にある東光中学を中心に抗日運動を行った。日帝に組織網をおさえられると満州を脱出して中国安徽省の韓国光復軍第3支隊に入隊して独立運動を行った。1945年5月国内進攻のための韓米合作特殊訓練(OSS訓練)を受けていた途中で解放を迎えた。解放後は海外同胞の保護などに献身し、1990年建国勲章愛族章を受章した。

日本に一人暮らししてきたオさんが「人生の最後の瞬間は祖国で送りたい」と話し、永住帰国の意思を表明したことからオさんを韓国に迎えることになった。オさんは15日に開かれる第78周年光復節慶祝式に貴賓として出席する予定だ。



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