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ホワイトハウス「韓国とイラン資金解除事前に共助」、イラン「韓国と関係正常化期待」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
60億ドル(約8694億円)の韓国国内のイラン産原油輸入代金が4年3カ月ぶりにイランに送金されたことについて、ホワイトハウスは11日、「イラン凍結資金解除に先立ち韓国側と事前に共助した」と明らかにした。

ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略疎通調整官はこの日オンライン会見で「韓国政府が(イランに)送金するのに何の障害もない。この資金は食料と医薬品、軍事的転用の可能性がない医療機器などの購入にだけ使える」と話した。ホワイトハウスによると、イランが解除された資金を使うには米財務省がまとめた非軍事的使用基準に合致しなければならない。

イラン中央銀行のファルジーン総裁は12日、イラン国営IRNA通信とのインタビューで、「韓国銀行に数年間イランの資金約70億ドルが無利子状態で凍結されていた。これまでの為替相場変動でイラン資金の価値は10億ドル目減りした」と話した。彼は「韓国に凍結したイラン資金全額が解除された。これをウォンからユーロに両替するため第三国に振り替えられた」と明らかにした。IRNAは消息筋の話として「スイスのある銀行でユーロに両替しカタール中央銀行のイラン政府口座に振り替えられるだろう」と伝えた。


今回の凍結資金解除により、韓国とイランの関係が早期に正常化するだろうという見通しが出ている。特にイランで人気が高い韓国製家電と自動車、鉄鋼、造船業界は期待する雰囲気だ。だが凍結資金解除を除いた米国の対イラン制裁はそのままのため短時間で大きな変化が起きるのは難しいだろうという見方もある。





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