韓国の詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ)の生家。[写真 徐坰徳教授 フェイスブック]
中国共産党機関紙「人民日報」系の「グローバル・タイムズ(Global Times」は8日、安重根(アン・ジュングン)義士の展示室と尹東柱(ユン・ドンジュ)詩人の生家運営を中断した理由に関連して「修理が必要な状況」という趣旨で報じた。
このメディアは安義士を満州ハルビン駅で伊藤博文を狙撃して射殺した韓国の自由闘士として紹介したが、尹詩人に対しては日帝強占期の日本帝国主義に対抗して独立闘争に参加した朝鮮族中国人の愛国詩人だと説明した。
これに対して徐教授はフェイスブックに「建物を修理中なので心配しないでもよいと言って韓国世論を落ち着かせようとするニュアンスだったが、やはり尹東柱を朝鮮族と主張するための記事だった」とし「中国の本心を表わした文面」と批判した。
あわせて「これは中国最大ポータルサイトの百度の百科事典で尹東柱の国籍を中国、民族を朝鮮族と歪曲(わいきょく)することと同じ脈絡」と付け加えた。
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